【1番】
十人十色って言われても
僕はその一色ですらないような
ただ暗い泥の色のような
そんな気がする人生で

才色兼備のあの人は
何をしたって似合ってて褒められて
もう比較、疑惑だけの脳で
荒んでくこの人生を

まっさらに染めてよ、個性とやらで
才のないままの僕の頭を
青い春は過ぎ去ったけれど
淡い思い出をくれよ、消えないような
誰にもない僕だけの色を
それを誇れるような僕でいたいんだ

【2番】
支離滅裂だ、こんな日々
夢があってもなくても貶されて
ねぇ、どんな僕なら許される?
白黒つけてよ 人生に

巧言令色の毎日は
何をしたって笑えなくてつまらなくて
ああ、自覚はあるんだ、それでも
滲んでくこの心臓に

一色でいいから光をください
夕陽の街で僕だけ汚い
誘蛾灯がただ眩しくて
海も空も青いのは当たり前じゃない
分かってるから僕だけの色を
カラーコードにない色でいられたら

【3番】
秘色、丁子染め、灰桜
世界は色で溢れてる
花緑青に勿忘草
どんな色もきっと綺麗だ
だから

かけがえないような僕でいたい
いつか埋もれる代替品でも
青い春が過ぎ去っていっても
うっすらと光るこの胸の温もりを
誰にもない僕だけの色を
それを誇れるような僕でいたいんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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【歌詞】カラーレス

どんな色もきっと綺麗だ

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投稿日:2023/03/01 20:12:01

文字数:532文字

カテゴリ:歌詞

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