どうしても痛いんだ
この傷が癒える訳無いけど
こんな僕じゃ話もできないから
今日も君に手紙を送ろうと
そんな次第でした
歩き疲れたなんて言えないまま
壊れてしまう心に耳を塞いで
言わないで 言えないで
相槌がなんだか億劫になった
夏が終わる前に 感情が終わって
煩い蝉の鳴き声が僕を邪魔して
どうせ変わらない日常ばかり呪って
辛くないさ 辛くないなら笑えよ
泣いているのは きっと雨のせいだから
どうしてもいたいんだ
この傷を言える訳じゃないけど
こんな僕じゃ話もできないから
今日も君に手紙を送ろうと
そんな詩題でした
辛いわけないなら この手紙は送らないから
少しでも理解されたくて
それすらまともに言えなくて
茹だる夏の日に 藍が浮かぶと
気持ちはあるのに
夏が終わる前に 感情が変わって
煩い蝉の鳴き声が僕を邪魔して
どうせ変わらない自分が嫌いなんだよ
辛くないさ 辛くないなら笑えよ
泣いているのはきっと 僕のせいだから
夏が終わる前の 憂鬱のトリップ
苦しい夏の咽ぶ日の空の下、夜
どうせ変わらない自分が嫌いなんだよ
辛くないさ 辛くないなら笑えよ
泣いているのはきっと 明日のせいだから
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