「――――ぐぁっ」
男はその場に倒れた。そして頭から血が出ていた。
「き、貴様っ…――!!」
男は顔をあげ、私に向かって言った。
「何?手前に貴様呼ばわりされる筋合いはないけど」
そう言って床に転がっている男が持っていたナイフを拾い、男の顔の前に突き出した。
「さぁ、りんに謝りなさい。じゃないと、刺すよ」
自分でもどうしてこういう言葉が出てきたのか解らない。でもこいつは許さない。許すわけがない。
「何で俺が謝らなければならねぇんだよ!悪いのはそっちだろう!」
何でこいつはここまで否定するのか。
「これから私はお前に酷い事をする。でも、それをすることになったのはお前のせいだからな」
そう言って私はナイフを男の首に少しだけ刺した。
「――――っ!!」
男は目を大きく見開いたが一瞬で目を閉じた。
まぁ、これで気絶しなかったらおかしいけどね。
私はこのナイフに込めたいろいろな思いをナイフを通して伝えた。
首にナイフを刺す、という方法ではあったが…まぁいいよね。
こいつにはこのくらいのことをしないとダメだと思ったから。
私はりんの方に視線を向けた。
銀の少女 12
……この話ってこんな話だったっけ?
ども。久しぶりの「銀の少女」です!
みなさんお忘れかと思いますが、この小説の次の次の話が決まりました!
「クロノ・ストーリー」です!
曲、歌詞とは全然違う感じなのでお楽しみに!
銀の少女は後7話です。最後までお付き合いください。
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小さく口遊み
忘れないように 紡いで
自力で描けた 嬉しさにときめいた
理屈も知らないような...好きを紡いで希望を叫び
カメラ
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