鳥が羽ばたくのをやめた時
何を感じているかを考えていた
眠りの奥底は透明な宝箱に似てる
光るものが見つからなければ終わり

救わなければ助けなければ失意で
そんな当たり前の地図誰が喜ぶの?
ドアノブを失った扉だらけ並んでる
誰かが開けてくれるの待つだけの日々

消える雲出ずる雲間違えないでいて
地の水空の水巡るのは君も同じ
逆さまの妖精が夢で手を引いてた
巻き戻された明日に泣きべそは要らない

唱えたのは懺悔?感謝?
解き明かし問い詰めニヤリと笑んだ


鳥が導くのを知った時
何を信じているかを刻まれていた
吐息の水底は神聖な落とし物に似てる
果てる音が聞き取れなければ終わり

迷わなければ見つめなければ熱意で
そんな語る前の本誰が聞きたいの?
プロペラを失った小舟だらけ浮かんでる
誰かが押してくれるのを待つだけの日々

爆ぜる星眠る月間違えないでいて
地の風空の波駆けるのは君と同じ
隠れてた妖精が夢に手をかざした
閉じ込められた昨日に泣き顔似合わない

砕いたのは本音?願望?
まき散らし踏みつけケロリと笑んだ


紡ぐこと忘れて探すこと必死で
あちこち見えないのに慣れていた
触れるのを待つだけの指先はおしまい
そして今宵始まりを宿してしまえ

体温と匂いとほんの少しの歌を持って
旅立つ鳥を追いかけてみようじゃないか
忘れたくないのなら覚えていればいい
上昇気流に乗れば滑るように舞える


鳥が目指した場所着いた時
何を案じていたかを見落としていた
夜明けの川底は歓声の笑い方に似てる
満ちる声が鳴り止まなければ始め

通わなければ合わせなければ心を
そんな朽ちた後の雨誰が浴びたいの?
心臓を失った呼吸だらけ歩いてる
誰かが呼んでくれるのを待つだけの日々

落ちる闇超える羽根間違えないでいて
地の草空の種響くのは君と共に
気付いたら妖精が夢にキスかわした
開け放たれた希望に泣き言仕方ない

招いたのは君か?僕か?
誤魔化してとぼけてフワリと笑んだ


鳥が羽ばたくのをやめた時
何を感じているかはもう知ったから

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  • 非営利目的に限ります

鳥が羽ばたくのをやめた時

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投稿日:2024/08/25 18:41:17

文字数:868文字

カテゴリ:歌詞

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