あの日理由もなく捨てた
自己顕示が 戻らないんだ
ひとりぼっちの世界では
寄り道さえ できなくて
彩る道の果ての果て
陰を追う僕はどこへ向かっているの?
おかしいな太陽が 雲に隠れて消える
降り注ぐ終わらない雨に
何を願ったら 僕らは明日を過ごせるの
「おかえり」って言葉を待って
座り込んでいた あの頃がただ懐かしい
たとえ生まれ変わっても
なりたいもん なんか無くてさ
時計はいつも動いてる
止まった僕を 置き去りに
張り付く嘘で誤魔化して
言いたいことを言おうとした昨日までを
否定する曇天が 街を覆い始める
泣き出した空を見上げても
何も見えないと 後退る僕は弱いね
回らない地球なんてない
きっと夜明けには 群青が何か伝えてる
掻き鳴らすギターの音を遮る
誰かの叫びが痛くて
差し伸べず耳を塞ぐこの手が
何よりも大嫌いだ
いつだったか無くした落とし物は
大切だったはずなのに
意味を探しては手に入らない
昨日から見た今日は 綺麗で
何に苦しみ藻掻いてんだ
掻きむしる胸に 抱くものなんか無いのに
当たり前の日が尊くて
目を閉じないでよ 開けばきっと変わるから
終わりが近付いてるのほら
陰から出て来て 生きた痕跡を残して
「さようなら」でお別れしよう
もう涙なんか乾いてる
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想