A
黄昏る訳もない いつかの帰り道で
僕は夢を見たんだ 親友の死を
表裏の垣根を越え 細菌に蝕まれて
クラクラで倒れかけた ネオンの無い街
B
どれもこれも全て 僕だけに 嘘つきで
匿った 傍を通っただけで 避けようと
S
もしこれが現実なら 今すぐにここを飛び出して
雲の上 空の先 遥か宇宙の果てへ 向かいたい
意味なんてなく 笑っている 実はただの無表情で
涙痕は消えないまま 叫ぶ この街灯の下で
A
始まり方は突然で 終わり方は乱雑で
古汚い木箱の中で 生きてたあの写真
灰に化けた将来と あべこべになる占いを
信じてやって来たけど 結局独りぼっち
B
無論 僕がいなくなったとしても 変わらない
どうせ すれ違う人の目になんて 映らない
S
もしこれが幻想なら それ以外のものを投げ捨てて
命と引き換えに その愛を手に入れようとするだろう
実感を認めず 黙っている 明かすことすらも駄目だから
世界の中心にある 割れた この街灯の下で
C
鏡を見つめても 己を問い詰めても 何も分からなくて
「脳が腐っているんだ もう無理なんだ 考えることだって」
S
もしこれが現実なら 今すぐにここを飛び出して
雲の上 空の先 遥か宇宙の果てへ 向かいたい
意味なんてなく 笑っている 実はただの無表情で
涙痕は消えないまま 叫ぶ この街灯の下で
僕と同じように錆びついた この街灯の下で…
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