友よ　行かないでよ
さよならなんて言わないで
たとえ　また　会えても
もう　壁ができているだろう

君との思い出
思い出すたびに笑えるよ
ずっと一緒に生きてきた
野球もやった　サッカーもやった
お泊り会やキャンプも一緒にしたんだね
それを全部きみは
「過去」にするつもりなの？

友よ　行かないでよ
さよならなんて俺は言いたくないよ
向こうで　きみは
新たな親友　作るだろう
幾度と　「友情」　語り合っても
離れてしまえば　それまでなのさ
それ以上でも　それ以下でもない
それまでなのさ

同じ娘を　好きになった
あのころケンカが多かった
お年頃で　何度も
「アレ」について話したね
僕も　少し赤くなってさ　
妄想したよ
でも　でも　でも
お前がいなくなるなんて

友よ　俺は無理だよ
長い付き合いじゃないか
「友情」の限界を
俺に教えないでくれよ
頼むよ　頼むから
また一緒に遊ぼうぜ

お前の別れの言葉を聞いた日は
無垢な俺は絶句して
絶望して　切望して
夢で全てを願った

友よ　さよなら
言いたくなんかないけどさ
「友情」なんて知らないさ
ただ　お前を想う
遠くのお前を想うさ
グッドバイ　グッドバイ
サヨナラ　Ｓｅｅ ｙｏｕ サラバ
別れの言葉を連呼して
お前を忘れるよ
かつての　お前を