<ある夜の出来事>

遣る瀬無い気持ち紛らわす
グラス見つめ、静かに

気が付いていなかったと
嘘ついてた、自分に

思い込みだよ
言い聞かせていたの
信じたいから
気持ち偽って

どうしてそんなこと言うの?
噂話なんか聞きたくないから
これ以上不安にさせないでよ
まだ信じているから

グラス傾け揺れている氷
見つめ、黙って

風をあびに外に出る
大丈夫と言い聞かせ

家路を急ぐ
賑わう町の中
抜け出すために
タクシー捕まえる

揺られながら、思いふける
あなたへの思い確かめるように

信じたい
噂なんか知らない
気持ちを切り替えた時

窓の外

あなたが歩いていた
車を停めてと言おうとした時

あなたが微笑みかけるその視線
その先の人

私が知らないどこかの女
手をつないでいたの

言葉つまり

抑えていた気持ち溢れ出し
何をしようとしていたのかわからない

離れて行く二人の姿を
ただ、ただ見つめているだけで

溢れ出す涙止まらないの
抑えることなんかできるわけないよ

でもいいの
嘘つかなくていいの
明日からは

もういいの

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ある夜の出来事

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投稿日:2018/07/07 07:10:56

文字数:472文字

カテゴリ:歌詞

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