安心できる場所を探していた
避難場所をあたしは欲しがって
寂しさを紛らわす何かを手に入れられないままだ

安眠できる真夜中なんかなくて
救済措置なんてどこにも置いてない
笑えないニュースばかりがあたしの首を締める

後戻りはできないなぁ
後悔することなんてないと思っていたのは
あたしだけだった

いつも欲しいものは手に入らなくて
本当に愛していた人とは結ばれない
まるで悲劇のヒロインね
今度生まれてくるときは
あたしはあたしになりたくないな

誰かを待っていたずっと
この朽ちてしまいそうな両腕を拾い上げてくれる優しい手を

それがあなただったの
それだけのことだった

窓ガラスに映るあたしは幸せそう？
ねぇ誰もが羨むヒロインではないことだけは知ってる分かってる
だけど今度は暖かい朝に包まれていたいよ

しあわせって何？
優しくて暖かい眼差しは誰だったの？
置いていかないでよ
赤ん坊のあたしは泣く、泣く
どうか抱きしめてって

いつも欲しいものは手に入らなくて
本当に愛していた人とは結ばれない
まるで悲劇のヒロインね

今度生まれてくるときは
あたしはあたしになりたくないなぁ
誰かにあたしになってほしくもないな