海月の悪夢


沈んでゆく
生きる意味もないクラゲのように
音のない世界へと消えてしまう

重い鎖に導かれ
かすんでいく意識が
映し出す影にうなされている


光を無くしたクラゲ
過去の自分の姿を美化することだけしかできず
人に見放され
ただヒトデを恨み
目が回るほどに落ちてく
負のスパイラル



光を無くしたクラゲ
過去の自分の姿さえも見えずに常夜へ沈む
人に見放され
ただヒトデを恨み
自分以外の全てが
「ひとでなし」になる


救いがなくとも
光が無くても
死ぬまであがくしか答えは無くても
いつの日かきっと
光は差すだろう
この恨みが自分を強くしてゆく


裏切りにおびえ
ひるむくらいなら
信じる必要も意味もないから
いつの日かきっと
見える光を
その輝きだけを信じられるさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

海月の悪夢

閲覧数:1,852

投稿日:2020/07/08 20:03:31

文字数:344文字

カテゴリ:歌詞

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