電波塔は叢雲の下で 受信を待ち続けている
空回る木枯らしの影踏み 明け方のいかづち
灰色の耳が聞き逃した 鏡によく似た悲鳴
「それは、坂の上から転がる花瓶の音でした」
Something vague is coming into my mind over electric waves.
Is this a sense of sight? hearing? taste? smell? pain?
No,it's not like that.
―6th sense.
アザレアが咲いていく
閉じ込めた回路で 迷い子がひとり
あやふやなヴィジョンをぶちまけて
言葉未満のまま 意図は繋がらず
今は、見えない
募る思いは 溶けて
甘く淡く 固まる
琥珀になる
剥がれ落ちるだけの網膜の上に
ありふれたヴィジョンを彩って
欠けた形のまま 繋がれ始める
今も、見えない
最果てへと繋ぐ 無音の通信
濁った網膜は焼け爛れた
何よりも確かなヴィジョンを刻んで
失くす前に どうか、痣になれ
6th. 【コラボしました!】
seeing is NOT believing.
↓荒ぶる動画↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13087456
ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itsu5/20101221/1292947792)に解説置いておきます。
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はらはら散る はらはら AhAh-
涙が何もかもを 私を狂わしてく
痛みを不幸に変え ふやけた毒を撒くの(まくの)
あなたの眼に映った 私を消...sepia
煌々
蒼い天井 手を伸ばした
何もないなら 名前を与えよう
虚無に描く絵空事で 信じる意味を書き換えていく
踊れquadrillion(10^15)
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不眠症の羊 まどろみのまぶた 映り込む虹硝子
刻めquadruple(四拍子) 空の水槽に透明な希望を注ぐ
そこに眠る...Sacred Secret 【コラボしました】
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もしも この両腕が自由なら
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5(ゐつ)
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浮かび上がる 視線の痣
向こう岸で 太陽がおちてく
カメラとカプチーノの空と
倒れた花瓶にくちづけ
指差し 世界を選べば
窓枠はそっと冷えた
あの靴は捨てたの ...トウシューズとアンブレラ
桃華なゆた・灯下箱
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