[いばらひめ]


そこに実話など無く
着飾られた この体だけ
中身はいばらのよう 酷く醜いもので
でもこのいばらは 花が落ち切って枯れきった後に
私を守るものでした

刻々々々と


照らすために 身を焦がした花は
光り 火に 夢に やがて 灰になって

君の理想を演じたくて
その灰を 城の奥深く隠して 鍵を掛けたの


本当は君もわかっている
こんな こんな たったちょっとで 私を決めつけないで


私など無く
着飾られた この体だけ
中身はいばらのよう 酷く醜いもので
でもこのいばらは 花が落ち切って枯れきった後に
私を守るものでした

刻々と時は満ちて 落ちて


遠慮だって イヤイヤ!
人の邪魔だって したくない

来ない明日を望んでる
永遠に生きるつもりですか


救っているつもりで
たくさんの話を 紡いできたの
でも 私も救われていたんだ

虚飾だって
自信ない私と君を
生かしている大事な物
……歌うね


「 夢など無く着飾られた  この身体だけ
  うつつはいばらのよう いたく醜いもので 」

もう枯れたって大丈夫 ここに荊が在るから
精一杯着飾り進みましょ 強がって ah

何も恥じることなどないさ


ほら ひらりひらり 舞い散って
今 きれいに笑って見せるから

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[いばらひめ]

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投稿日:2025/02/05 17:03:52

文字数:550文字

カテゴリ:歌詞

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