#2-3「みんなで対抗すれば」



「…かくかくしかじか、ぱっぱらぱーっていうことなの。どうかな?ミク姉?」


リンと引きずられてきたレンは【RR(ロードローラー)買ってくれストライキ】のため、ミクの部屋をおとずれた


「おもしろそう!!」


ミクはノリノリだった


「じゃぁ!」


リンの顔もぱあっと明るくなった


「でも、やめとく」


ミクは急に冷めた口調でいった


「えー!どうして!」


リンも納得いかない


「いや…だって、相手はあのメイコ姉さんでしょ?…あとが怖いもん」


ミクのその言葉にリンがはっとしたようにこたえる


「…たしかに…よくよく考えてみたら、そうかも」


リンもこれで馬鹿な考えはやめにするだろうとレンは思った  …しかし


「でも!ロードローラーは諦められない!私とレンだけでも、闘うよ!お姉ちゃん!」


と、リンが決意した


「そうよ!その意気よ!頑張ってね!リンちゃん、レンくん」


ミクも自分から火の粉が遠ざかると、面白がってリンを煽る


「ちょっと、待って!俺はやるなんて一言も…うぐぅんんーー」


レンは最後まで言い切る前にミクに口をふさがれた


「よーし!やるぞー!」


リンはますますやる気になった

そして、レンはまたもやリンに手をガシっとつかまれ、拉致されたのだった


「わぁぁぁぁぁぁ!たすけて~~~!」

「いってらっしゃ~い」


そして、それを面白がって見送るミクであった


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

みんなでボーカロイド観察(仮)#2-3

ミクを仲間にしようとするリン
面白がるミク
人権が確立しないレン

彼らの運命やいかに

閲覧数:358

投稿日:2011/12/12 01:27:33

文字数:641文字

カテゴリ:小説

オススメ作品

クリップボードにコピーしました