黄昏に攫われていく



人混みに紛れ彷徨う
目的なんて
一つも無いくせに
明日なんかもう来なくていいなんて
思える程に
どうでもよくなったんだ

靴紐が解けていること
気づきもしない程
余裕が無くなってる
すれ違った知らない誰かも
いずれ僕みたいに
堕ちて行くのかな

僕には
分からない
分からないよ
ルールとか
正しさとか
それだけで
決めつけるのが
本当に正解ですか?


誰にも
この声も
どの言葉も
届かなくなって
行く宛も無く彷徨い続けて
いつの間にか
黄昏に
攫われていく
喉が焼きつく程に
幾度となく嘆き叫んだとしても

歪んだ答えで
抑えつけて
壊れた心は
どうするの?
匿名纏った
悪魔達が
狂った快楽
に溺れ騒ぎ出す

このまま
何もかも
受け入れて
深い闇に
堕ち続けて僕はやがて
消えるのかな
失った
もの全てが
恋しくて
苦しいよ
堪えてたつもりが
今更どうして
涙が邪魔して
上手く誤魔化せないよ

上手く誤魔化せないよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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黄昏に攫われていく/ 可不

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投稿日:2022/09/09 20:32:29

文字数:426文字

カテゴリ:歌詞

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