【亡霊英雄の居場所】



復活遂げた英雄 街中俳諧するも
誰にも気付かれずに城に足を向ける

城の門番二人 英雄が声を掛ける
その若き英雄の姿に門番驚く



英雄だと信じて貰えずに立ち往生
説得試みても門番は仕事をする

このままでは先に行けない呆れ顔の英雄
仕方なく実力行使 華麗なる二撃の峰打ち



無理矢理に王の間へ目指す目指す目指す
不審者扱いなので止めに掛かる兵士達

途中古き友に出会い説明する
王の間に友と行く復活を遂げた英雄

目を疑う王様 感情込み上げる
感無量の王様 言葉が直ぐに出て来ない

英雄の若い姿 王の老いぼれた姿
英雄に王が王位を返還すると発言

その言葉に一番 動揺した者がいた
王の息子の王子こちらも言葉を失う

王子が英雄に刃向かう例え元王であっても
この国を栄えたのは自分達の一族だと



理解してる英雄 自分の立場を察する
大きくなった街並み国を任せ別れ

自分自身の旅へ行く宛は遥か遠く
昔から変わらない自由と平和を求めて



街から街移動し西へ西へと進んで
曰く付きの森へ その奥へ奥へと行く

期待を抱いては彷徨う幾度夜が訪れ
深き森野営の日々に慣れたまま秘境を探して



深き森その中で聞こえている声に
興味を示して歩く恐怖などは特にない

自然の音紛れ声が響いている
慎重に音を聞き何度も声を求めた

だが中々出会えず悪戯されている
しかしある日真夜中 空飛ぶ妖精の姿

妖精は異界の者 隠れ悪戯をしてた
異世界の門を守護して居座る任務受けてる

その異界の行き来の管理も任されている
しかし妖精誰も異界の存在教えず

妖精英雄に問いかけ行く宛があるかどうか
この森に居座るのか森の中が騒めき出す



妖精からのお誘い異界へのお誘い
混沌に満ちた異世界 誰にも救えない
猛者達の存在 探している此処にいる



英雄の望みから未知の場所を望む
異界の扉の光 森が形変えていく

導かれるままに足を踏み入れてく
妖精の後を追う七色満ちた世界を

この世界は無数の世界に繋がってる
そして先の未来も無数に存在している

段々と身体軽く宙に浮く空間へと
走馬灯 記憶濁流 意識が飛んで消えてく

目が覚めると異世界 全体 空暗いまま
森の中から出れば飛び交う悪魔の存在

悪魔が攻め立てる世界で英雄が剣を振るう
時すらも飛び越えてた遥か未来 異世界にて


<ひらがな仕様>


【ぼうれい えいゆうの いばしょ】



ふっかつ とげた えいゆう  まちなか はいかい するも
だれにも きづ かれずに  しろに あしを むける

しろの もんばん ふたり  えい ゆうが こえを かける 
その わかき えい ゆうの  すがたに もんばん おどろく



えいゆう だと しんじて  もら えずに たち おうじょう
せっとく こころ みても  もん ばんは しごとを する

このまま では さきに いけない  あきれ がおの えいゆう
しかた なく じつりょく こうし  かれい なる にげきの みねうち



むり やりに おうの まへ  めざす めざす めざす
ふしんしゃ あつかい なので  とめに かかる へいし たち

とちゅう ふるき ともに  であい せつめい する
おうの まに ともと いく  ふっかつを とげた えいゆう

めを うたがう おうさま  かんじょう こみ あげる
かんむ りょうの おうさま  ことばが すぐに でて こない

えい ゆうの わかい すがた  おうの おい ぼれた すがた
えい ゆうに おうが おういを  へんかん すると はつげん

その ことばに いちばん  どうよう した ものが いた
おうの むすこの おうじ  こちらも ことばを うしなう

おうじが えい ゆうに はむかう  たとえ もと おうで あっても
この くにを さかえた のは  じぶん たちの いちぞく だと



りかい してる えいゆう  じぶんの たちばを さっする
おおきく なった まちなみ  くにを まかせ わかれ

じぶん じしんの たびへ  いく あては はるか とおく
むか しから かわ らない  じゆうと へいわを もとめて



まちから まち いどうし  にし へにし へと すす んで
いわく つきの もりへ  その おくへ おくへと いく

きたいを いだ いては さまよう  いくど よるが おとずれ
ふかき もり やえいの ひびに  なれた まま ひきょうを さがして



ふか きもり そのな かで  きこえ ている こえに
きょうみを しめして あるく  きょうふ などは とくに ない

しぜん のおと まぎれ  こえが ひびいて いる
しんちょ うに おとを きき  なんども こえを もとめた

だが なかなか であえず  いたずら され ている
しかし あるひ まよなか  そらとぶ ようせ いの すがた

よう せいは いかい のもの  かくれ いた ずらを してた
いせ かいの もんを しゅごして  いすわる にんむ うけてる

その いかいの いききの  かんりも まか されて いる
しかし ようせい だれも  いかいの そんざい おしえず 

ようせい えい ゆうに といかけ  いくあ てが あるか どうか
この もりに いすわる のか  もりの なかが ざわめき だす



ようせい からの おさそい  いかい への おさそい
こん とんに みちた いせかい  だれにも すくえ ない
もさ たちの そんざい  さが している ここに いる



えい ゆうの のぞみ から  みちの ばしょを のぞむ
いかいの とびらの ひかり  もりが かたち かえて いく

みちび かれる ままに  あしを ふみいれ てく
ようせ いの あとを おう  なないろ みちた せかいを

この せかいは むすうの  せかいに つな がってる
そして さきの みらいも  むすうに そんざ いし ている

だん だんと からだ かるく  ちゅうに うく くうか んへと
そう まとう きおく だくりゅう  いしきが とんで きえてく

めが さめると いせかい  ぜんたい そら くらい まま
もりの なかから でれば  とびかう あくまの そんざい

あくまが せめ たてる せかいで  えいゆ うが けんを ふるう
とき すらも とびこえ てた  はるか みらい いせかい にて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

亡霊英雄の居場所 【曲募集中】【連動作詞】

※【2016作詞道100連撃】【081連撃目作品】※

7構成×5作品=全35作品予定。
【連動作詞21_並行編#7】

曲を付けて頂けると喜びます。
よろしくお願い致します。

閲覧数:92

投稿日:2016/12/04 19:27:11

文字数:2,730文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました