どっちつかずで生きてきたから
ツケが回ってきたんでしょう
白黒つかない灰の僕は
焼け残りみたいな燃えカス

燃える思いもとうにないから
煙を吐いて燻ってるだけ
酸素がなくて息苦しい
希望がなくて生き苦しい

「貴方しかいないの」
そう言った貴方は
いつの間にかいなくなったんだ
叶わない願いと守れない約束
思い出の中に取り残される

この手で触れた幸福は
あまりに脆く崩れ去る
心に残る悲しみは
言葉に出来ず積み上がるだけ

中途半端に生きてきたから
ツケが回ってきたんでしょう
椅子取りゲームの敗北者
座れる席など用意されてない

残り物には福があるなら
私はなんて幸せでしょう
福袋みたいな安売り
中身の見えない閉じた心

耳を塞いで瞼も閉じて
僕だけの世界に逃げ出したい
扉を閉めて鍵もかけて
ノックの音を待ち続けたい

どうして生き続く?
それでも息続く?
眠れず夢うつつ
現実前向けず

何処にいるかも分からない
それでも遠くへ行きたい
伸ばした手が掴んだもの
縋るように抱きしめたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

メランコリー

オリジナル曲「メランコリー」の歌詞です。

閲覧数:66

投稿日:2021/12/23 20:16:21

文字数:447文字

カテゴリ:歌詞

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