[サビ]
もしも私だけが 望んだ未来でも
孤独さえ 抱きしめて笑おう

[A]
かすかな記憶を辿るたびに 涙ひとひら
震えてしまう 小さな声も弱くて
[B]
懐かしい温もりは変わりなく 温かいはずなのにまだ
私だけ冷たくて 暗い町の中に消えて行くそれだけ...

[サビ]
生まれた意味なんて 知らない方がいい
愛されるべきなのは私じゃない
あなたが孤独なら 分かり合えなくても
同じ分の涙を零すよ


[A]
夢から覚めればここがどこか それすらも分からず
知らない顔だけが 通るだけのこの町
[B]
優しさも埋もれてくこの世界 誰も気付かず染まってた
愛したいはずだったモノにあざけられて 一人きりたたずむ

[サビ]
正しい事なんて 知らないままでいい
誰だって 傷つけてしまうでしょ?
私が神ならば 自分を裁くほど
許せない 私なのだから



[D]
なんのため なにをして どう生きる? 分からない世界
傷ついて 傷つけて 言葉さえ失ってしまって
あなたにも見えるなら 一つだけ 一つだけ聞いて
全てを知ってしまった ただ独りの少女のこの歌を

[大サビ]
今しか生きれない 残酷すぎるよね?
私には 愛なんて語れない
強く生きる事も 弱く生きる事も
決めたなら それでいいの
知らないままでいた 子供でいられたら
こんなにも 苦しくもないのに・・・


[サビ]
もしもあなただけが 世界にひとりだけ
その時は 同情をくれる?



                      愛したかった世界                    詞、曲:contact 歌:GUMI

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

愛したかった世界

※この物語はフィクションです。


これは1000以上も前、中世ヨーロッパ
とある少女の物語

少女は人への愛が人一倍強く、同情心が優れていた。
世界を助けたいとの思いが少女に善悪を知りたいと願わせた。

世界の全てを少女は知った彼女は、争いをやめない人々に、心から助けたいと語り歩く。

しかし少女は気づくことになる。
人々は善悪を求めていないことに、、、そう、彼らは己の自由を正義としていた。

あきらめずに街で語り続けるも、人々には目の毒だった。

罵倒を浴びせたり、非難、嘲る者が現れ、
全ての者が彼女から離れる。
愛する者さえも自分の身を守るため、彼女を捨てた・・・

「なんで私が、なんで・・・」

少女は愛故に泣くことになった。。
善悪を知っても、力がない。
威厳がない。
語ることに弱く、打たれ弱い・・・そして不器用

少女は孤独を手に入れた、善悪と引き替えに。


家と石畳が続く大通りの果ての広場、彼女は歌い始めた。

孤独を知る者なら、この歌が届くことを信じて
この「愛したかった世界」を

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投稿日:2020/02/18 22:26:30

文字数:692文字

カテゴリ:歌詞

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