うさぎ小屋のような　小さなアパートの
窓から見上げた　月が滲んでる

LINEが途絶えて　今夜も一人きり
世界は砕けて　二度とは戻らない

やるせないよ　暮らしが続いてさ
まるで何も　なかったようにさ
やるせないよ　地球が回っててさ
まるで何も　なかったようにさ

弱い自分を　隠そうとしても
惑星相手じゃ　勝ち目なんかない
こんな世界は　理不尽だなってさ
不条理だってさ　空に泣きわめく

うさぎの毛のような　手触りブランケット
丸まりくるまった　熱を求めてる

他人が応えても　心は一人きり
世界は砕けて　あの日は戻らない

やるせないよ　世間が笑っててさ
まるで何も　なかったようにさ
やるせないよ　地球が回っててさ
まるで何も　なかったようにさ

弱い自分を　隠そうとしても
惑星相手じゃ　勝ち目なんかない
こんな世界は　理不尽だなってさ
不条理だってさ　空に泣きわめく

年月が過ぎる　眠れない夜が
うさぎの命と　同じほど長い　
地球は回る　変わらずに回る
私の歩みを　ずっと待っている

弱い自分も　自分だなってさ
嫌いだけどさ　それが真実だ
こんな世界は　理不尽だけどさ
不条理でもさ　誰も見捨てない

弱い自分を　隠そうとしても
惑星相手じゃ　勝ち目なんかない
うさぎは進む　理不尽だなってさ
不条理だってさ　語り合いながら