夕立ちは過ぎ去り
八月の思い出は白い雲の彼方
ここにいるはずのない君が
どこかで笑うようだ
あきあかねの群れが連れてくる
幼い日に泣いてたわたしに笑いかける君はいつも
コスモスを摘んでいた
いつかいつか眠らない街
たどりついたその時
この花の色を忘れぬように
ここで靴を鳴らすよ
風に揺れるコスモスの花見て
いつも君を思うよ
一つずつ覚えては忘れてく
大人になることの意味なら分かってきた
そんな日々もうれしく思えるよ
君は今もその意味を知らず
痛みすらもないその街で生きているよ
風に揺れるコスモスを抱えて
いつかいつかこの場所さえも
なくなる日が来る
それでも
この花の色を忘れぬように
ここで靴を鳴らすよ
風に揺れるコスモスの花見て
いつも君を思うよ
いつかいつか眠らない街
たどりついたその時
この花の色を忘れぬように
ここで靴を鳴らすよ
風に揺れるコスモスの花見て
いつも君を思うよ
コスモスの頃には
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