気付いた時にはもう
とうに手遅れだったの

失くしてから分かるの

忘れようとして
記憶の彼方
仕舞い込んだとしても

心を許すそんな
瞬間に思い出すのよ

ふとした景色に映る
遠いあなたの面影
追いかけても

見えすいた
言葉を繰り返す

撫でられた髪の感触
今もあなたの指先
覚えてても

取り戻せるなら
そうねどうしたって
無理だわ
私、後悔しない

気付いていたはずよ
見えないふりしていたの
分からなかったのかな

私の気持ち
あなたの元を
離れて行くところを

いつもの様に
目と目を合わせた
その瞬間に

身体は覚えていても
だけど
心の奥では拒んでいる
仕方がないのよ
帰れないわ

ね
だってそうでしょう
あなた
今も私に全てを
求めている

でももう無理よ
続けてくのは

忘れかけていた
想い出
ずっと探し続けても
届かないわ

昨日の私サヨナラ
月明かり差す横顔まるで
冷めたブルーね


きずいたときにはも
とおにておくれだあたの

なくしてからわかるの

わすれよとして
きおくのかなた
しまいこんだとしても

こころおゆるす
そんなしゅんかんに
おもいだすのよ

ふとしたけしきにうつる
とおいあなたのおもかげ
おいかけても

みえすいたことばお
くりかえす

なでられたかみのかんしょく
いまもあなたのゆびさき
おぼえてても

とりもどせるなら
そおね
どおしたあて
むりだわ

わたしこおかいしない

きずいていたはずよ
みえないふりしていたの
わからなかあたのかな

わたしのきもち
あなたのもとお
はなれていくところお

いつものよおに
めとめおあわせた
そのしゅんかんに

からだわおぼえていても
だけど
こころのおくでわこばんでいる
しかたがないのよ
かえれないわ

ね
だあてそおでしょお
あなた
いまもわたしにすべてお
もとめている

でももおむりよ
つづけてくのわ

わすれかけていた
おもいで
ずうとさがしつづけても
とどかないわ

きのおのわたしさよなら
つきあかりさすよこがおまるで
さめたぶるうね