○月×日

「ぱぱがまだこのいえにいるときににっきちょおをくれた。
にっきをすることにきめた。」


○月×日

「きょお、やねうらべやにいった。

おじさんはやねうらべやにはいったぼくをおこった。
なんでだろう。とてもあかくてくろかった。」

○月×日

「ながれぼしにのれるかな
にじではしれるかな
きらきらのおほしさまに
てをのばすけど、

やっぱりとどかないおほしさま
ぼくがきらいなのかな。
ぱぱとままみたいに。」

○月×日

「あのそらに
ぱぱとままがいるんだって。
まいにちぼくをおそらから
みまもっているんだって

ぼくのてをにぎってくれないのは
いじわるなんじゃないんだね。」

○月×日

「おじさんがきた。
すごくすごくおこってた。
なんでだろう。
ぼくをたたいてきた。
なみだがでた
ちがでた。
おじさんが「おまえ」っていってる
おばさんがいた。

そのひとはぼくをみてないてた。
おまえってひとはなにをしたの?」

○月×日

「おまえっていうひとにあった。
とってもやさしかった。
かみのけがまっしろで、
「なんでかみがしろいの」ってきいたら
わらって「これはおばさんのしょうこなんだよ」っていってた」

○月×日

「きょうはそらにおほしさまがみえた。
きれいなおほしさま。
やっぱりてがとどかない。

おっきくなったら
てがとどくのかな。」

○月×日

「きょう、ぱぱとままのゆめをみた。
すっごくわらってた。

なんでぱぱとままはゆめでしかでてこないんだろう」

○月×日

「おじさんがきた。
あのおじさんは、ぼくをみていった
「もうきみのめんどうをみれない」
そのとき、あのよるをおもいだした。
あかとくろがいっぱいとんだ。


○月×日

「あのよる、おじさんはぼくのいえにいた。
おおきなほうちょうをもってた。
ほうちょうはあかかった。

ぱぱもままも、いっぱいちがついてるのにしろくなってた。」


○月×日

「おじさんは、ぼくをせまくてくらいへやにとじこめた。
なんで?こわいよ、でたいよ。

ぱぱ、まま、たすけて。

たすけて。」

○月×日

「なにもたべてない。
おなかすいた。

なにもすることがない。

そとに、でたいよ。」

○月×日

「きょう、ぼくはおじさんにひさしぶりにあった。
そしたらぱぱとままをさしたほうちょうをもってた。
それをおじさんはぼくにさした
おじさんはわらってた。
いたかった。さびしかった。
こわかった。くるしかった。
でも、がまんした。

そしたら、ぱぱとままがみえたの。
でも、すぐにしろとくろのくるまがきたのがみえた。
おじさんのてにわっかがはまってた。
だけど、すぐめのまえがまっしろになったよ。」



「さよなら。おじさん。」






END

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ぼくのにっき

閲覧数:120

投稿日:2011/12/03 16:40:21

文字数:1,174文字

カテゴリ:小説

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