レン君と約束をしたはいいが、僕は廊下で頭を悩ませていた。
人の恋愛に踏み込むような行為ってどうなんだ?
もしこれでリンちゃんに嫌われでもしたら僕は立ち直れそうにない。
だが、約束は約束だ。僕は意を決してドアの前に立った。
「ネギ、何してるんだ?」
「どわっ!? な、何だミクか」
相変わらず神出鬼没な奴だな!
「私に何か用か?」
「あ、いや、リンちゃんに……中にいるかな?」
「ああ、さっきあの漫画読むように勧めたから読んでる最中のはずだ」
「そ、そうか」
ミクと一緒に中に入る。
「あ、お兄ちゃん。この漫画面白いですね!」
「そう? それは良かった」
「で、ネギはリンに何の用なんだ?」
「あ、えっと……ちょっとここでは……」
困ったな、なんて言えばいいんだろう。
でもリンちゃんは僕の表情を見て感じたのか、「じゃあ、お兄ちゃんのお部屋に行きますね」と、僕の部屋に一緒に来てくれた。
はー……ますます緊張してきた。レン君にはああ言ったけど、いざ訊くとなると……。
「それで、お話ってなんですか?」
僕は覚悟を決めた。
「あ、あのさ、リンちゃん……カイト王子の事好きなのかな?」
「え……っ!?」
やばい、ストレートすぎたかな。
リンちゃんの顔がみるみる真っ赤になっていく。
「あの、えっと……好きというか……」
リンちゃんは両頬に手を当てると、下を向き真っ赤な顔で困っている。
「ごめんねリンちゃん。変な事訊いて……でも、ちょっと気になっちゃって」
「あの……その……好きっていうか、憧れ……です」
「憧れ?」
リンちゃんは少し落ち着いたのか、ゆっくり顔を上げる。
「はい。大好きな……理想のお兄さんなんです」
「お兄さん?」
「あんな優しい人が本当のお兄さんだったらいいなって……だから、好きですけど、恋愛感情とはちょっと違います」
「そうなんだ……!」
レン君やったよ! リンちゃんはカイト王子の事恋愛対象じゃないよ!
……って、言ってもなぁ、好きな事には変わりないんだよな。
「でもお兄ちゃん、何で急にそんな事を?」
「えっ!? あ、えっと……」
レン君と約束したなんて言えないよな。
「いや、そのっ、さっきリンちゃんがカイト王子を見てる時何だかすごい恋する乙女みたいな感じに見えてさ! そ、それで僕で良ければ応援してあげようかなって……!」
って、僕は何を言ってるんだよ!!
「そうだったんですか! お兄ちゃん……本当に優しいんですね! でも大丈夫です。まだわたしには恋愛とかそういうのがわからないので……。でも本当に好きな人が出来たらお兄ちゃんに相談してもいいですか?」
「う、うん」
「良かった! お兄ちゃん、何だかわたしの本当のお兄ちゃんみたいですね」
「はは……ありがとう……」
話が済んでリンちゃんは自分の部屋に戻っていった。
――そして僕のことは全く恋愛対象として見ていないという事実も突きつけられた。
いいんだ。わかってたんだ。でもやっぱり寂しいなぁ……。
「その話本当か!?」
早速レン君に報告に行くと、案の定信じられないという顔をされた。
まあ、あのリンちゃんの姿を見てたらカイト王子の事が好きにしか見えなかったもんね。
「確かにこの耳で確認したよ。理想のお兄さんではあるけど恋愛感情はないって。だからレン君も安心しなよ」
「……」
あーあ、すごい疑いの眼差しを向けられてるんだけど。
「そんなに信じられないなら、レン君が直接訊けばいいのに」
「なっ! んなこと出来るかよ!」
「何で」
「……変な誤解されるだろ! 弟のくせに姉さんが好きみたいなさっ!」
いや、そうとしか見えないから僕としては非常に困ってるんだが。
「まあ、いいや。これで僕の役目は終わったから、同盟の話も無かったことになるのかな」
そしてまた僕がリンちゃんに近づくたびにレン君に邪魔されるんだ。はぁ……。
「そんなこと言ってないだろ」
「だって……」
「悪かったよ今まで」
「え?」
何なんだ?
「くそっ……今のオレじゃ何を言っても信用されないっぽいな」
「いや、そういうわけじゃないけど……」
レン君が小声で魔法の呪文を唱えた。
何だ……雰囲気がぜんぜん違う。まさか……?
「レン君、クラスチェンジしたのかい?」
「……うん。今の僕のクラスはセカンド。魔法は使えるから心配しないで」
レン君……僕って言ったか今!?
「えーと、レン君?」
「あのね、いつもの僕じゃ素直に話せないから今だけクラスチェンジしたんだ」
「ああ……」
優しそうな表情でレン君が言う。
「ネギさん、いつも素直になれなくてごめんね。でも僕ネギさんの事嫌いじゃないよ。だけど昔からリンと仲良くする相手にはすぐにヤキモチ焼いちゃうだけ。だから……本当に今までごめんね」
「あ、いや……うん」
レン君はにっこり笑うと再び呪文を唱える。あ、元に戻ったみたいだな。
一目見ただけでわかるほど雰囲気が変わるんだもんな。
「もう言わないからなっ!」
照れくさそうな顔でレン君が横を向いた。
「う、うん。でも、レン君ありがとう」
「何であんたが礼なんて……」
「素のレン君がどういう子かわかったし。今のレン君はリンちゃんを守るナイトなんだろ? だからそんな強がらなきゃいけないんだろ?」
「は、恥ずかしいこと言ってんじゃねぇ……っ!」
ははは、レン君真っ赤になっちゃって。
その日以来、何となくだけど僕はレン君とも少し仲良くなれた気がする。
ミクの事もそうだったけど、皆案外いいやつなのかもしれない。
僕も皆の事もっと理解していこうかな。
数日後、バイトの帰り道。
僕は今にも焼き魚にでもなるんじゃないかという気持ちで歩いていた。
残暑っていうけど、僕の中じゃ9月はまだ夏だと思うね!
「あっちー……」
蒸し暑い歩道の上を汗だくになって歩いていると、前方にカイト王子の姿が見えた。
「おや、ネギ君。すごい汗だね」
「……王子は随分涼しそうですね……」
王子の格好ははっきり言って見てるだけで暑苦しい。この暑さの中マフラーってありえんだろ。
「そのマフラー暑くないんですか?」
「ああ、これかい? これには温度調節機能が付いていてね。どうだい、ネギ君もかけてみるかい?」
「え? いいんですか?」
王子は自分のマフラーを外すと、僕の首にそれをかけてくれた。
「うわぁぁ、ひんやりして気持ちいぃぃ!!」
何だこの天国。すげー涼しい。こんないいもん使ってるのか王子は!
「どうだい?」
「す、すごいですねこれ。めっちゃ快適です」
「だろう?」
王子はパチンと指を鳴らすとスカーフのようなものを出した。
あれ? この人は呪文とか唱えなくても魔法が使えるのか。
「そのマフラーはちょっと同じものがすぐには出せなくてね、悪いがこれで良ければ使ってくれたまえ」
「ええ! いいんですか!」
カイト王子にマフラーを返し、代わりにその青いスカーフを受け取る。
うはぁ、これもひんやりしてるよ!
「首に巻いてごらん」
「あああ、超快適です! ありがとうございます!」
「このマフラーもそのスカーフも、巻いている人間が一番快適になる温度に自動で変わるように出来ているよ。寒い時は温かいからいつでも使うといい」
「は、はいっ! ありがとうございます!!」
カイト王子、めちゃくちゃいい人じゃないか!!
レン君ごめん。僕この人嫌いじゃないよ。っていうかむしろ好きだよ!!
「ところで王子は何をしていたんですか?」
「ああ。あいす、とかいう食べ物を食べてみたくて探していたんだ。どこに売っているかな?」
「アイスですか? それなら近所のコンビニにいくらでも売ってますよ?」
「そうなのか! いやてっきり高級品だと思ってね、この近所にはそういうお店が見当たらなかったものだから」
ははは。こんな田舎じゃコンビニがあるだけありがたいくらいなんだけどね。
「そうだ、僕がおごりますよ。アイスじゃこのスカーフのお礼には足りないくらいですけど」
「え? いいのかい?」
「お安い御用です!」
「それは嬉しいな!」
近くのコンビニに入る。ここは結構品揃いがいいから迷っちゃうなぁ。
「王子はどんなのが好きなんですか?」
「少し前にミクにもらった“ばにらあいす”とかいうのが忘れられなくてね」
「じゃあこれかな?」
普段なら絶対に自分用には買わないであろうちょっと高めのアイスを選ぶ。
「僕も食べたいな、えーっと、あ、これでいいか」
僕は自分用に60円のアイスキャンディーを選ぶとレジを済ませた。
「じゃあ、どこかで食べましょうか?」
「そうだね、さっき近くに公園があったからそこに行こう」
公園……僕がリンちゃんに初めて会ったあの公園だ。
ベンチに座り、レジ袋からアイスを出し王子に差し出す。
「カイト王子、どうぞ」
「ああ、ありがとう」
僕も安物のアイスキャンディーを袋から出しかぶり付く。
どうせなら当たりが出ないかな。
カイト王子がアイスを食べると、うっとりしたような表情になった。
「ああ、美味しい……人間界にこんな美味しい物があったなんて。魔法の世界にも氷菓は沢山あったけど、この濃厚な味わいは人間界に来て初めて食べたよ。最初の日に食べたたこ焼きもそうだが、人間界にはボクの知らない美味しい物が沢山あるようだね」
「そ、そうですか……?」
じゃあ逆に魔法の世界でしか食べられないものも沢山あるんだろうな。
僕は結局ハズレだったアイスの棒を恨めしそうに眺めた後ゴミ箱に捨てる。
王子は手元のバニラアイスを大切そうに味わって食べてる。
……あのー溶けちゃいますよー……。
公園の中では砂場で小さい子供が遊んでいる。
僕はリンちゃんと会ったあの日のことを思い出していた。
本当に初めて見たリンちゃんは天使そのものだった。
外見も歌声もすごく可愛くて……。
実際話したら本当にいい子で、あんなに素敵な女の子に会ったのは初めてだった。
そんなリンちゃんが王子の事が好きかもしれないって聞いた時は本当にショックだったなぁ。
結局誤解だったけど、でもこの王子がいい人なのは僕にだってわかる。
リンちゃんが好きになったとしてもおかしくはないんだよな……。
「ネギ君ごちそうさま」
「あ、食べ終わりましたか。じゃあ帰りますか?」
「そうだね。同じ方向だし一緒に行こうか」
「はい」
公園からは近いのもあって、カイト王子の家にはすぐに到着した。
王子は「本当にありがとう。アイス美味しかったよ」と礼を言ってくれたけど、このスカーフに比べたら安いもんだ!
王子って言っても、気さくでいいお兄さんじゃないか。
彼とはこれからも上手くやっていけそうな気がする。
僕は王子が家に入っていくのを見送ると、すぐ隣の自分の家に帰って来た。
玄関のドアを開けると、何故かそこにはレン君が立っていた。
「……ネギ」
「レン君!?」
な、何だ?
レン君が怖い顔してるんだけど……!!
もしかしてカイト王子と仲良さそうに帰ってきたから怒ってるのか……!?
「その首の青いのは何だ」
「え? あ、これはカイト王子に……」
「……やっぱりか。くそっ」
「レン君……?」
やっぱり怒ってるよ!
せっかく仲良くなれたと思ったのに!!
「あ、えーと……これは……その、たまたま王子に会って……」
って、何で僕は言い訳してるんだ!?
そういえば、レン君が僕の事玄関で迎えてくれるなんて珍しいよな……?
「とりあえず中入れよ」
「あ、うん……」
レン君の機嫌が悪そうで、僕はこの後起こる事を全く予想していなかった。
部屋の中に入ると、パーーンと突然クラッカーが鳴った。
「へっ……!?」
「お兄ちゃん、お誕生日おめでとうございます!」
リンちゃんがにこにこしながら僕の元に来てくれた。
「リンちゃん、これは……」
「今日、お兄ちゃんのお誕生日なんですね! お母様に聞きました!」
そうか、確かに誕生日だけどまさかこんな風に祝ってもらえるなんて思わなかったから心底驚いたよ……。
「ったく、まさかカイト王子に先を越されると思わなかったぜ。あいつ何でネギの誕生日知ってたんだ?」
「え?」
そうか、だからレン君怒ってたのか。
「レン君、このスカーフは誕生日プレゼントじゃないよ。たまたま僕が暑そうにしてて、それでカイト王子がくれたんだ」
「本当か?」
「う、うん」
「何だ。オレはてっきり……」
ああ、レン君勘違いしてたんだ。皆で驚かそうとしてくれてたのにカイト王子が先にプレゼント僕にくれてたって。
そんな事で怒るなんて可愛い所あるんだな。
その日は何だか今までで一番楽しい誕生日になった。
何が感動したって、ルカさんの歌声だ。
天然だとかドジっ娘だとかそんなイメージしか無かったけど、その歌声はまさに歌姫って感じだった。
「ルカさん……すごいよ! めちゃくちゃ綺麗な歌声じゃないか! 僕感動したよ」
「ネギさんありがとうございます~!」
いやぁ、誰にでも得意な事ってあるんだな。
僕はすっかりルカさんの歌声のファンになってしまった。
リンちゃんの超絶可愛い歌声とルカさんの綺麗な癒し系ボイス、どっちも捨てがたいよ!
出来ればルカさんには毎日歌だけ歌っててほしいな。他のことは頑張らなくていいからさ!
テーブルの上に並べられた沢山あるごちそうは、メイコさんとリンちゃんが作ってくれたものだ。
うちの両親も心底感心して「二人ともいいお嫁さんになるね」とか言ってるし、父さんなんかニヤニヤしっぱなしだ。
父さん……いい年して若い女の子見てニヤニヤするのはどうなんだ。
気がついたらすっかり皆のペースに巻き込まれてるけど、まあいいや。
きっとこれから先もまた色んな事が起こるんだろうなぁ。
魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第七話 「王子とアイス」
結局は勘違いだったっていう話でしたw
私に恋愛話を期待してはいかんのだよ。
あ、そうそう、前回編集ミスで一時的に後半が切れていました;
今は直っています。
その状態で読んだ方がいらっしゃいましたらすみません……><
(後半のネギくんとレンくんの会話部分が全部抜けてました)
誤字脱字見つけても、携帯からの編集はもう絶対やらない><
ギリギリ6000文字以下にしてるから携帯からじゃ無理があるんでしょうね;
そして今回めーちゃんの出番が無くてごめんなさい…(´;ω;`)
書き終わって気づいたけど、作中で3ヶ月も過ぎてる!?
1話→6月
今回→9月
あ、えーとめーちゃんが来るまでに結構間があってたってことでひとつ!><
コメント3
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ブクマつながり
もっと見る最近どうにも家の中が騒がしい気がする。
いや、ミク達が来てから人数が多いのは確かなんだが、それ以上に人がいる気配がするんだ。
怪しいのはミクの部屋なんだが、ここにはリンちゃんもいる以上勝手に中に入るのも気が引ける。
しかし今日はミク達の部屋がいつになく騒がしい。
気になる……すっごい気にな...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第八話 「ルカの失敗」
ぎんこ
メイコさんを部屋に送り届けて自分の部屋に戻る途中、レン君の部屋から拍手が聞こえた。
楽しそうな話し声も聞こえる。
そういえばリンちゃん、朝からずっとレン君の部屋に行ったままだな。
何してるんだ……?
部屋のドアをノックしてみる。
「はーい」
出て来たのはリンちゃんだ。
「あれ? お兄ちゃ...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第九話 「メイコの思惑・前編」
ぎんこ
メイコさんが家に来て1週間が経った。
彼女は一言で言うと頼りがいのあるお姉さんって感じで、サバサバしてて話しやすい。
そして懸念していた問題点も何も無い。
ミクやレン君、ルカさんがああだから今回も僕はすぐには気を許さなかった。
だけど蓋を開けたら本当に良く出来た人で逆にびっくりしたよ。
...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第六話 「リンの想い人」
ぎんこ
バイトに行っても、あれ以来ミクが来る事はなかった。
先輩に聞いても「そんな子知らない」って言われたじゃないか。
あの時のミクの行動は何だったんだ!
そんな事を考えながらバイトから帰ると、家の前に若い女性が立っていた。
ロングヘアで、かなりの美人。スタイルもめちゃめちゃいいその人は、何故か...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第四話 「ゴスロリ美人にご用心」
ぎんこ
僕と王子、ミクとレン君の4人で早速王子の家に来た。
だが中に入ると突然驚かされる。
何だこれは……!?
廊下の壁に大きな穴が開いている。しかも中はまるで光が乱反射してるようにユラユラして見える。
「あの、王子。それは……?」
「ああ、これかい? 魔法の国に繋がっているんだけど、ボク以外は通れ...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第十話 「メイコの思惑・後編」
ぎんこ
ルカさんが来てから、何となくだけどミクの態度が変わった気がする。あいつ、思っていたよりいい奴なのかもしれないな。
それにルカさんだって、料理はアレだけど決して悪い人じゃない。うん、悪い人じゃないけど……ちょっとずれてるんだよな。
ミクの格好も派手だと思ったけど、ルカさんはヒラヒラのゴスロリファ...魔法のシンガー♪ネギっ子ミク 第五話 「ミクの涙」
ぎんこ
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ご意見・ご感想
enarin
ご意見・ご感想
今晩は! 早速拝読させていただきました。
リンちゃんのカイト王子への感情は”憧れ”だったんですね。そういえば、ぎんこ様が関わった動画の”ポジション”のリンちゃんにも近いけど、こちらのリンちゃんは純粋な憧れなんですね。
レン君がクラスチェンジして、レンきゅんになって、素直に心の内を語ってくれたのが素敵でした。レンきゅん、ずっとこのままだと、可愛い弟でいられるけど、あのミクさんがいる以上、そうもいかないようですね。
カイト王子、本当に”いい人”です! この前の話から、私の中のにーさんの設定から、”ネタにーさん”の顔や容姿がなくなって、”素敵なお兄さん”、にすっかり変わりました。
ルカさん、やっぱり”歌姫”だったのですね! 歌だけ歌っていれば、パーフェクトおねーさんだったのに…。でもあの料理の設定があるからこそ、歌がいきるのかも。
毎回、楽しい小説、有り難うございます。blogの事も含めると、ボカロ小説は、特定のボカロを主役にすると、そのボカロの設定に合わせた内容にしないといけないので、マスターを主役にしたほうが、ボカロの性格を書きやすい事もありますね。私は一部を除いて、邪道として、”作った話にボカロを合わせる”、事ばかりしているので、毎回ボカロの設定を変えてしまっているから、断罪しないといけませんね。
次回も楽しみにしております!! ではでは~♪
2011/09/17 20:21:27
ぎんこ
>enarinさん
こんばんは!
いつも読んで下さりありがとうございます?♪
そうそう、リンちゃんの王子への気持ちは憧れでした!
「ポジション」のリンちゃんとこっちのリンちゃんじゃ性格がまずぜんぜん違うのではないかと思いますw
(あっちは結構強引なのです!)
レンくんは元々は大人しくて素直な子なのですが、色々と事情があってあんな子になってます。
自分としてはそのギャップを書くのが楽しかったりします!
素敵だなんて嬉しいです(*´▽`*)
兄さんは非の打ち所が無い人なんですよ?
最初の設定ではもっとすごいキザな感じのはずでしたが、書いてるうちにそういう部分が全然無くなってしまって……キャラが勝手に動くってこういう事をいうんだなーと思いました!
ルカさんはやっぱりあの癒し系ボイスは最強の武器ですよね!
誰にでも特技はあるぞとw
こちらこそ毎回感想ありがとうございます!
どうしても誰かを主人公にした場合、そのキャラのイメージが合わないと読んでる方が苦痛になっちゃうんじゃないかと思ってしまって上手く書けません…
私の力不足なのだと思いますが(^^;
マスターとか出すと、どのボカロも平等に扱えるのが良い点だなと思いました。
>作った話にボカロを合わせる
二次創作ですし、ぜんぜん問題ないと思いますよ!
読んで楽しければ何でもありだと思います♪
私の書き方も同じくボカロを話に合わせてると思います…;
ではでは、嬉しい感想をありがとうございました!!
2011/09/18 01:21:22
是久楽 旧HidetoCMk2
ご意見・ご感想
途切れた話を読んだ私が通りますよ~w
読み終わった時、なんかおかしいとは思ってましたが・・・
ぎんこさんのメッセージで謎が解けました
ありがとうございますm(_ _)m
ネギ君、なかなか度胸があるというか・・・
自分だったら、意中の人に好きな人がいるかなんて、絶対に聴けないなぁ( ´ー`)
そしてレン君ツンデレ過ぎるw
2011/09/17 00:13:31
ぎんこ
>HidetoCMk2さん
ホントすみませんでした;
おのれ携帯め(´;ω;`)
次からはあんなボケはかましませんので!!
確かに好きな人にはそういう事って聞きにくいですよね。
ネギくんはそういう意味では結構度胸ありますねw
レンくんはツンデレ!
これは最初から決めてましたww
今回ちゃんとそういう部分が書けたので満足してます!
2011/09/18 01:10:39
瓶底眼鏡
ご意見・ご感想
お邪魔です!
リンちゃんのカイト兄さんに抱いている感情は憧れだったりするんじゃないかな~、だったら安心だなレンも~、とか思ってたら本当にそうだったよ!!←
しかしレン君も禁断の恋を貫く気はないようだ……あれ?ネギ、実はチャンス?←
僕もルカ姉さんの歌声は大好きさ!ま、みんな大好きだけどね!!
ネギよ、父がニヤニヤしてるのは、「このうちの誰かがうちの嫁になるのか、我が息子ながら幸せ者だな。ま、母さんにはかなわんが」とか思ってるからだぞ、きっと←
2011/09/16 23:37:29
ぎんこ
>瓶底眼鏡さん
おおお!?
見透かされている……!!
すごいですねぇ、まるでもう8話まで読んだかのようなコメントにドキッとしましたw
また当たったよ!って思われるかもしれませんが、もう出来てる8話もまた近い内に投稿したいと思います?
ネギくんチャンスでしょうかw
リンちゃんにまったく恋愛感情持たれてませんが……w
いつの時代も父親ってそういう生き物ですよね?
やっぱり自分の娘になる子は可愛い方がいいんですよきっと!
いつも感想ありがとうございます(*´▽`*)
2011/09/18 01:07:38