昔々あるところに
一人の魔女がいたのです
盲目になってからも
光を失わなかった
人々から好かれていた
銀髪の魔女の御伽噺

街の外れの小さな家
決して裕福とは言えない
そんな暮らしをしている
魔女は希望の星だった

まだ歳も若い娘で
器量も良い魔女だった
たとえ疎まれていても
構わずに助けていた

『銀の盲目の魔女が光となる』
その噂は本当で
年若き魔女は全力を尽くして
街の発展に努めた

そんな魔女はいつしか
目に見えて弱っていく
何でも魔力を全て
使い果たしてしまったらしい

街の人達の助けの
手を取らずに森へ帰る
その魔女のその後の行方は
誰も知る術はなく

魔力を取り戻した魔女は
今でもこっそりと通ってきて
街の発展に努めているらしい
もう何千年も前の話

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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  • オリジナルライセンス

銀の魔女

魔女のお話が書きたかったです。

閲覧数:105

投稿日:2016/01/20 13:51:05

文字数:335文字

カテゴリ:歌詞

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