月の見える
輝く星を 広げた空
思い出置き去りにした
あの日から変わらない
動かない刻の中で
ただ一人振り返る
地図に描いた
線をなぞる指
どこまでも行ける
行き先はまだ決めてない
流れゆく窓の向こう
静かに微睡んだ視界
僕の前に座った 愛しい君を見つめる
この胸を焦がして
陽が昇る
夜明けの空を 照らす日差し
忘れられたはずのそれは
あの日から続いてる
ゴールはもう目の前に
ただ一歩踏み出すだけ
まるで走馬灯
去りゆく思い出
揺れに身を任せ
気ままな旅を始めよう
線になる窓の向こう
音さえ聞こえない線路
生まれ変わった先で 愛しい君を探す
その瞳に焦がれて
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