歪な線が体を成す
人の似姿積み上げる
空洞のままの胸から
渇いた風が吹き抜ける
快晴の空が見下ろす
一人ぼっちは立ち尽くす
塞がれないままの穴から
滴り落ちる命の音
真っ直ぐな線が非人を裂く
人に非ずと二等分
合掌の手の隙間から
無常の風がすり抜ける
青ざめた空が見下す
独りぼっちは暴かれる
合掌で隠した汚れも
白日の下に晒される
広く美しく爽快な
切なく苦しく憂鬱な
虚しく空っぽな空を
見上げるしかない現を
赤い掌
青い空
淀んだ呼吸
澄んだ風
愚者を見下す陽と雲に
裁かれる夢を見ていた
天を仰ぐ咎人は
穢れをかざして訴える
崩れ落ちた罪人は
震える言の葉を紡ぐ
この手も足も心の臓も
波紋に紛れて溶けてしまえたら
空想にて祈る
赤い掌に粛清を
青ざめた空の下で
減らず口に審問を
どうか信じないでいてね
愚かな様に制裁を
躊躇うことの無いように
色褪せない罪に罰を
天を仰ぐ咎人は
穢れをかざして訴える
崩れ落ちた罪人は
震える言の葉を紡ぐ
声も意識もこの体温も
止めどない流れに飲み込まれたら
歪む邪悪も拭えぬ罪も
頬を伝う雫と共に
流体になって垂れ落ちて
霧散してあの空を舞って
膨大な青に吸い込まれ
跡形も無く空白になれたなら
空想にて祈る
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同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
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素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
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Staying
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
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