背比べ 瓜二つの
良く似た落ち零れ
縦に並んで
立ち徘徊っていた

一寸の行先さえ
測れぬ闇の底
音を頼って
道を手繰っていた君は何時しか

罵詈や虚言の奥に潜む
憐憫さえも汲み上げて
真に受けた心は粗鬆に成って仕舞っていた

不義や虚飾の奥に覗く
延命ばかり積み上げて
何も無い未来に如何して僕は縋っていた?

少しだけ前に、何時も前に居た
君の足跡が今は途絶えて見当たらない

唯一つだけ声に出せなかった儘
胸に閊えていた違和が唱えた過ちに気付いた

前倣え 今一つの
良く在る落ち零れ
例に倣って
立ち徘徊っていた

一寸の行先さえ
図れぬ木偶の坊
何を頼って
道を手繰っていた?
分からなくなった

縋る愛から数知れず
降り止まない問詰

耳 障 り

必定、覚悟は避けられない
亀じゃ居られない

偉器は倨傲の奥に消えて
片鱗さえも消え失せて
間の抜けた貴方は粗鬆に成って仕舞っていた

不義や虚飾の奥に覗く
延命ばかり積み上げて
何も無い未来に如何して僕は縋って仕舞った?

少しだけ前に、何時も前に居た
君の足音が未だ捉えて収まらない

唯一つだけ他異に解せなかった儘
胸を締め付けた違和が唱えた過ちはもう正せない

間違った儘
苦しい儘に
行くしかない

少しでも前に、今は前に居たい

少しでも前に進みたい
嘗ての君の様に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

タイニーバニー

閲覧数:2,603

投稿日:2020/07/10 18:54:45

文字数:570文字

カテゴリ:歌詞

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