遠い場所から響いた 重く鈍い撃鉄の音に
いつか何処かで感じた紅く燃える炎思い出してる
赤と青を入れ替えるあの信号機は眠らない
ただなんとなく道端のひしゃげた空き缶を見つめていた

弾倉は空 握る銃身は錆びついて
重いばかりで持てあましている今日も
誰もが哂う 今時流行りはしないよと
微笑かえして鼓動の音だけを聴け

再装填しろ 胸の内の答えを全て
時代や社会じゃなくてキミが キミだけが出す答えを
隙だらけの不完全なままでもいいさ
厚い雲を睨み 月を狙い 今だ 引鉄を絞れ


しかし流石にまずいか 戦況は不利極まる
潮時かなと心の どこかで諦めを呟いて
たとえたった独りでも ここで退くのは趣味じゃない
迎え撃つのがルールさ この魂に素手で刻んだ

泥だらけを哂う 風も吹かない場所で
緩やかに死に向かってくだけのやつら
いつでも死と隣り合わせ それもいいでしょう
退屈に胸撃ち抜かれるくらいなら

再装填しろ あの日の夢 想いを全て
生きていくため 涙ともに棄ててきたモノ全てを
終焉や限界はまだ遠くに霞んでるから
運命なんてダサイ言い訳はまだ出すの早いんじゃない


嵐の中立ち尽くしたあの日の僕が
堪え切れずに嗚咽とともに流した涙に触れた

再装填しろ 闘う理由がまだあるなら
傷ついて倒れ 血を流して それでも離す事は無い
波打つ鼓動 導く真実 闇を裂いて
ほら火が燈ったろう キミにも

再装填しろ 全ての僕 全てのキミを
笑顔も涙も勝ちも負けも正解も不正解さえも
目を開けたら 雲が消えて星降る夜空
静かに風を読み 月を狙い 今だ 引鉄を絞れ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Heart beat Magnum

引鉄絞っちゃいますよ!

閲覧数:143

投稿日:2014/03/05 14:03:46

文字数:679文字

カテゴリ:歌詞

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