A
ぐっと踏み出してあとどれくらい?
視線の先に見える結末は
未来予想なんてできないから
雰囲気と惰性で進むんだ
B
タップ一つで出来る繋がりも
フリック一つで出来る断絶も
簡単な世の中だから
誰かの声が聞きたくて
誰かに声を届けたくて
もう一歩だけ、前へ
S
幾星霜にきらめいて散っていった
花びらも星屑も心の叫びも
秒速5センチメートル ゆっくりと前へ
いつかどこかへ届くのかな
あと一歩だけの向こう側へ
A`
地に足をついてどこまで来たかな
自信のない自分をまとって
現状打破は簡単じゃないから
少しずつ変わっていくんだろう
B
愛や恋の言葉だって
届かないと意味がないなんて
誰かが言っていたっけ
期待不十分な心だって
届きやしない勇気だって
霧散する前にどこかへ
S
流星みたいに流れて消えてった
電子の海に流れる言葉たち
高速度で放たれて誰にも見られず
消えていく前に
C
他人事みたいに言う「もうちょっと」は
うんざりだよ、聞き飽きたよ
自分事にしたってどうせ目をそらすだろう
でも目の前にいるんだ
不十分で不完全な
自分であって自分じゃない
もう一人の「わたし」が言う
「もう少し、あと一歩」って
LS
幾星霜に重なってきらめいて
花びらも星屑も流星群も
等速5センチメートル ゆっくりと前へ
いつかどこかへ届くといいな
あと一歩だけ踏み出してみて
その小さな勇気は嘘じゃない
不十分な小さな勇気振りかざして
あと一歩だけの向こう側へ
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