【巡る巡る店々】

Ａ

昼前からアウトレットにやって来た
見覚えのあるその風景に

心の中で歓喜する
嬉しい気分で前進していく

Ｂ

途中から別行動
とにかく全体を把握するように
動いて見回る

飲み過ぎてトイレにも行く
目当ての展示会見付けて中に入る

Ｓ

そこに書かれてる年表を眺める
それを読んでたら不思議と時を忘れる

この功績があって今が存在する
小さな一歩から此処まで歩いてる

考えるだけで凄い事だと
実感してしまう

Ａ

展望台見上げながら撮っていた
土産屋に来て色々見てる

買わないけれど視察する
合流できたら次なる場所へと

Ｂ

地図を見て商店街
目印目指しる宝探しだね
写真は撮らない

買うお店見付けられたら
買う物吟味して重たいけれど買うよ

Ｓ

普通気付かない穏やかな町並み
自然過ぎるから自ら進んで歩いた

オンオフきっちり有って今日はイベントなく
普通の感じで話してくれている

日常の中で違う感覚
味わえる不思議

Ｃ

町が寂れていても町が田舎でも
確かに繋がっているものがあるんだ
それはとても小さく尊いけれど

Ｓ

全て回れない的絞り目指して
次も来たいとか掻き立てられる楽しさ

時間は動いてて帰る時間がある
昼飯だっている予定を見直して

寄り道をしよう予想外でも
納得して次へ


＜ひらがな仕様＞


【めぐる　めぐる　みせ　みせ】

Ａ

ひる　まえ　から　　あうと　れっとに　　やって　きた
みお　ぼえの　ある　　その　ふう　けいに

こころの　なかで　　かんき　する
うれしい　きぶんで　　ぜんしん　していく

Ｂ

とちゅう　から　　べつ　こうどう
とにかく　ぜん　たいを　　はあく　する　ように
うごいて　みまわる

のみ　すぎて　　といれ　にも　いく
めあての　てんじ　かい　　みつけて　なかに　はいる

Ｓ

そこに　かかれ　てる　　ねん　ぴょうを　ながめる
それを　よんで　たら　　ふしぎと　ときを　わすれる

この　こう　せきが　あって　　いまが　そんざい　する
ちいさな　いっぽ　から　　ここまで　あるい　てる

かん　がえる　だけで　　すごい　こと　だと
じっかん　して　しまう

Ａ

てん　ぼう　だい　　みあげ　ながら　　とって　いた
みや　げやに　きて　　いろ　いろ　みてる

かわない　けれど　　しさつ　する
ごうりゅう　できたら　　つぎなる　ばしょへと

Ｂ

ちずを　みて　　しょう　てんがい
めじるし　めざ　してる　　たから　さが　しだね
しゃしんは　とらない

かう　おみせ　　みつけ　られ　たら
かうもの　ぎんみ　して　　おもたい　けれど　かうよ

Ｓ

ふつう　きづか　ない　　おだ　やかな　まちなみ
しぜん　すぎる　から　　みずから　すすみ　あるいた

おん　おふ　きっちり　あって　　きょうは　いべんと　なく
ふつうの　かん　じで　　はなして　くれて　いる

にち　じょうの　なかで　　ちがう　かん　かく
あじわ　える　ふしぎ

Ｃ

まちが　さびれて　いても　　まちが　いなか　でも
たしかに　つながって　　いる　ものが　あるんだ
それは　とても　ちいさく　　とうとい　けれど

Ｓ

すべて　まわれ　ない　　まと　しぼり　めざして
つぎも　きたい　とか　　かきたて　られる　たのしさ

じか　んは　うごい　てて　　かえる　じかんが　ある
ひるめし　だって　いる　　よていを　みなお　して

より　みちを　しよう　　よそう　がい　でも
なっとく　して　つぎへ