一華繚乱 / 初音ミク

雲ひとつ無い空を見上げる
流れ行く時も止まるような
ただ何も無いその光景に
目の端に雨が降る

私の心に咲いた華の名
誰も知る筈も無いけれど
貴方の心に咲いた華の名
それを私は知っています

咲いて咲いて咲き乱れて
どうせ散りゆくのなら
想い想い散りゆく前に
貴方に手折られたい
雨も風も言の葉も
飾る 物はない
せめて最期は貴方の手で
終焉旋律を奏でて

流れる川の水面を眺める
それは尽きる事を知らず
何処から来て何処へ行くのか
雨は止む事を知らない

私の心に咲いた華の色
淑やかで淡く美しく
貴方の心に咲いた華の色
残酷なまでに綺麗で

秘めて秘めて隣に立って
いつも側に居たのに
笑う笑う笑顔の先に
なんで私はいないの
「いいの」なんてついた嘘
私すら騙せない
独りになって吹き抜ける風
忘却旋律を奏でて

春夏秋冬枯れぬこの花
貴方の目には映らない
恨む事さえ叶わぬほどに
旋律は音を止めずに

咲いて咲いて咲き乱れて
どうせ散りゆくのなら
想い想い散りゆく前に
貴方に手折られたい

咲いて咲いて咲き乱れて
どうせ散りゆくのなら
想い想い散りゆく前に
貴方に手折られたい
雨も風も言の葉も
飾る 物はない
せめて最期は貴方の手で
終焉旋律を奏でて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【オリジナル】一華繚乱 / 初音ミク

閲覧数:148

投稿日:2021/10/19 19:00:13

文字数:543文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました