戻っておいで 馬鹿な娘よ
もうこれ以上 待てはしない
安い言葉も囁けない不器用な俺を
優しく支えてくれた君の声さえ思い出せない
俺の隣に君がいるものだと疑いもしなかった
戻っておいで 薔薇の娘よ
君が来ないなら そばに行くよ
触れると砕けそうな透き通る君を
壊すのが怖くて遠ざけようとしていたんだ
それでも君がいるものだと疑いもしなかった
戻っておいで 薔薇の娘よ
君が砕けたら 共に朽ちようと
誓っただろう? 愛しい人よ
君が望むなら 何度も言おう
戻っておいで 薔薇の娘よ
君が来ないなら そこに行くよ
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