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行方知らずの祈り、こちらはまだ黄緑
すでに消えそうな蕾
君にはもう少しだけ、時を越えてもいいと
少しも聞けなくても
空から出づる雲吐息、間違えど知らずため息、うねりかけ出す黒味
君にはもう少しだけ、ため息なくして飛べと、禊明けない今も
絡まった。咲いていた。だからといって佇んでいた。
もしこの世が君...

DSL
貴方の欠片を底に沈めた
ひとりきりの青い国
貴方も呼びたかったけれど
手紙に書いたはじめての
文字は滲んで沈んだまま
真っ白な砂糖の粒は
コーヒーに溶けてもう探せない
濁る甘さ飲み干して　遠くを泳ぐ
バブル音ぼんやりと　聞き流し針をたどる...

僕らは……
生まれたての歌
音のない空間に
流れ始める音楽は
懐かしく　新しい世界
僕らは　何度も
繰り返してきたんだね
僕らは（僕らは）
歌う度に　愛に憧れてきた
広い世界の狭い部屋で...

もしも願いが叶うのならば
私は　余光を得たい
悲しみさえも力に変えて　心休まる優しい長夜
そんな日々に思いを馳せて
ずれた安堵の痛みに耐えて　行くべきルートを探す
形崩れて途絶えた夢と　仮の理想が織り成す刹那
そんな時を味わいながら
椰子の木陰に轟く声が　終わりを静かに告げる
秘めた想いが叶わなくと...

なぜか消えない想いが　僕の心を焼いてゆく
夏の少し前　何気ない言葉から始まった奇跡
だけど狂ってゆく理性　その振幅は
君と歩いた帰り道　初めての事で
夢がうつつかざわめいた
君と繋がる一つの線　感じられたのは絶望ではなくて
僕の心に安心を与えてくれた
秋の始め　仮の理想を振りかざす　
賑やかな通り道...

あなたの孤独なら
摘み取ってあげましょう
あなたの不安なら
この手で壊しましょう
行く末の知らない
愛だと言うなら
答えは一つだけ
「さあ、この手を取って」
いつもそばにいたはずなのに
どうして心はざわめくの？...

あと何年一緒にいられる？
俺らそんな仲じゃないけど
あと何年一緒に生きれる？
俺らそんな歳じゃないけど
いつもいつも(くすぐったいぐらい)
隣にいて(まぶしいくらい)
笑っていられる
そんな日々を手放したくなくて、さ
雪みたいに純粋な　お前達の言動が
いつも俺を励ましてくれる...

吐く息は白く
冷えた指先
暖める
今年も寒くなったね
君が好きだった
あのメロディを
口ずさむ
どこかで君もそうしてる？
あの日見てたのは
笑顔の君と...

崩れた躰を拾い集めてた
透明な愛に抱かれ
瞼を閉じて眠ったら
ようこそ悪夢の舞台へ
「アソビマショウ」
チクタク刻む針の音
轟く悲しみを溶かして
拉げた躰で操られた
滴る心もう動かない
流れゆく愛は真実か？...

ようこそ　人誑しの棲家へ
狂うも去るも　ご自由に
他愛ない　凡庸な台詞は
さながら　君好みのショウ
仮面の下は暴かないで
壊れるほど愛せるなら
醜すぎて目を背けた
生きるは　終始演戯
慕うは　稀有な遊戯
目も当てられぬ姿に　言葉もなく...

君の描く地図
明日へと歩み出す
行先は自分次第
矢印も無い白紙の世界
紙とペンだけ持っていけば良い
行き止まりもあるだろう
遠回りもすれば良いのさ
君の描く地図には直線だけじゃないはずだろ？
曲がりくねって無数に枝分かれした「可能性」って道があるだろう
もしも、見えなければ自分で描けば良い...

「どうもはじめまして旅人さん」
突然聞こえてきた声
振り向くとそこには白い 翼を持つ少女がいた
星が降り満月が輝き 草は風になびき カサカサと
静かな風すら感じる そんな世界に立っていた
「なぜ僕はここにいるの」
その答えに返事はなく
彼女は近づき 囁く
「アナタもワルツを踊りましょう」
さあ 手を...

揺らめく静かに
動き出す僕らの運命
記憶の片隅
思い出す確かな鼓動
守る愛を見続けて
それでもまだ足りない
せめて聞かせて
あの日の本当の意味を
三日月が沈んでく
刻んだ愛さえ揺らぐ...

　どうしてなのかな
　体はいつも
　思い通りには
　動いてはくれない
　終わりを望んでも
　終わらせてくれない
　なのにどうしてかな
　願えばすり抜けてく
　泣きたくないのに
　溢れ出る涙...

何気ない毎日
繰り返される平和な日々
当たり前を噛み締め
進み出す一歩に
やりたいことを見つけられたら
迷うことなく突き進める
なりたい自分目指し進む
生まれ変わる鼓動
不意に蘇る記憶
残る爪痕をなぞり...

軋む扉開けて
激しく肩を揺らして
見上げた白熱に
胸が焼け焦がされていく
逃げたいよ帰りたい
何も知らないあの日に
差し込む光が
何よりも憎いと思うよ
ふわりと通り過ぎる
穏やかな風が吹いて撫でる...

《詠唱》
枯れた大地を蹴り上げ
踏まれた荒野を葬る
何も怖くはないはずだ
穢れなき白線（ライン）を越える
消えてなくなればいいと
僕はあの日願った
それでも澄み渡る青空
僕は進むんだ君と
残酷だねと頬を濡らす...

唐突な異世界転生
二度目の人生授けられた
職業は『王子付きの騎士』
ヒロインは『選ばれし勇者』
彼女との関係は良好
まさに王道攻略キャラ
そうだ長い旅の前に
仲間たちを確認しよう
1人目は『お城に住む王子様』
金髪碧眼イケメンだけど...

A　貴女は　すぐに去ってしまうけど
　 残す　熱を忘れられないよ
C　過ぎ去る　時間を重ねたとしても
　 その影は
AC　消えてはくれないんだ
B　その影ばかり追い求めている
　 現在（いま）を見ることなどできはしない
A　共に過ごした
C　優しい時間
A　浮かんでは消え...

Lonely shotgun lady
比べてます私　それがくだらないこと　知ってる
他人の目を気にせずいられず　演じることに慣れた
嗚呼　虚しいね　苛立つね　やめたいね　仕方がないけど
私は普通じゃないんだ　そう　この世界はおかしいんだ
青空が私に言う　居場所なんてないんだと
夢見ても　夢の中で苦...

A　呼吸が痛いほど　凍える空気の中
　覚悟を決めていくよ
　今日こそ　伝える　先へと進もう
BC　会えない時間とか　すれ違った時間さえ
　　今では昔のこと
B　愛しさ増す
AC　ポケットの中を　確認して
A　震えてるのは寒さのせいだけじゃない
BC　背伸びのブーツ履く君の姿に
B　息が止まる...

A　疲れた心には　少し休息が要る
　 深い　眠りの中　潜り
B　おかしな夢を見よう　常識棄てて
AC　幼い心に戻り
AB　遊びつくそう
AC　大きな船で旅に出よう（Bさぁ）
B　雲の海を進んで銀河の果ての
ABC　宝探し
C　完璧主義の日々（B　捨て）　少し忘れてみよう（B　行こう）
AC　一歩...

(V)君の見えない心の全て
余すところなく暴きたい
(Y)手の内明かして見せて全部
隠れた仮面さぁ剥がして．．．
(W)そう、ベールのように
包まれたバラの花
一枚また一枚とね
君を暴いてく
(V)BABY
窮屈なリアルの中で...

A　薫る　私を求める声　胸の奥揺らす
B　祈る　心に今応えよう
BC　地上に降り立つ
A　触れる　我が声を
B　求め手を伸ばす其方見つけた
A　身を揺らす
C　風が撫で過ぎ去る
B　鮮やかに
A　姿
B　色付く...

【 Forever Dreams 】
風に揺れてた　名もなき花に問いかけた
僕が生まれた　意味や理由（ワケ）が　どこにあるのか
他の誰にも　ゆずれないもの
本気（マジ）で目指した　未来だから
あきらめないよ　確かめたいよ
どんなに遠くても　ありったけの勇気で
明日へ続く空の　稜線のその彼方
小さな翼...

　A　なにしてるかな？　君のコトだけ
　B　頭の中を　埋め尽くしてく
　A　すぐ会いたいよ　だけど
　B　もうこんなに夜も更けてる
　A　きっと君は既に
　B　夢の世界に
　A　深く潜り込んでいる
　B　優しく
　A　とろけるような
　B　甘い甘い世界に...

[W]グラスの割れる音がそう
耳に響いて離れていかず(残響)
[V]この部屋では音は聞こえず
君の声だけ僕の頭を(しめてく)　
[W]分かっていても止めない
{V}キレイな花踏み潰す音
[W]水をあげても意味ない
[V]枯れた花は戻らないから
[W.V.Y]そう自分でも分かっているよ
踏み込めないキ...

「君を探してる」
街の音に　君に似た声が聞こえたようで
振り返ってみても　空しさが残るだけ
涙枯れるくらいに　時は流れたけれど
君がくれた温もりは　忘れられないままで　僕は今でも
君を探してるよ　面影をいつも
風が過ぎた空の下に
もう僕からいなくなった君を
二人の時を　当たり前に思ってしまった
すれ...

A　思考の渦に迷い込んでる　進む航路に水はなくて
　 どこから来たか　どこへ行くのか　炎の車見つめながら
C　俺は人間　これだけ事実　他はわからず流されてる
　人は誰でも必要とされる　必要なものは皆人間？
B　嘘でも構わないならば俺じゃなくてもいいじゃない？
ほら求めて　なにを求めて　どこを目指して...

A　心の奥で　呼覚ます声　眠る意識が　研ぎ澄まされる
B　隠し切れない　この高鳴りは　うずく本能　魂に刻まれた
A　望む姿に　自在に変化　呼ばれるままに　この地に降りて
B　賑やかな声　鮮やかな街　甘い香りに　蘇る記憶が
C　かつてこの世界を支配した我らの血が
　 長い時代を越えて尚人々の記憶の中
...