ぽつり 音のしない水面(みなも)を
撫でるように吹く風に
ぽつん 欺くのは滋味の藍


半透明の瞳の淵に
足を掛けて
今日も触れ合っていたいのだ


掬っても掬っても
零れてやまない胸の内
同じ世界に住みたいのに
どんな顔をしても濁らせてしまうから






はらり 捲りあげる藻はなく
繋ぐような熱もない
ひとり 歩いたのは慈悲の愛


靡くことない浸した声の
肩を抱いて
一緒に生きていけないのか


掬っても 掬っても
溢れて消えゆく明日の朝
優しすぎるは罪なのだと
笑った顔ですら壊れそうに美しい

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水清無魚

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【水清無魚】

全くの潔白より、多少の誤差があるほうが大切みたいな...

あまりに清らなる水の元には魚が住めないことから出来た言葉です。

閲覧数:87

投稿日:2018/09/18 20:11:14

文字数:253文字

カテゴリ:歌詞

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