「TEAR-trical」


(1A)
何度目の正直もなくて
愚かさに繰り返す過ちは
願いと呼べる枷になって足元を掬う
温め過ぎた音は
喉の奥につかえて使えない
腐敗した夜明けで息をするなら
無音響く向こうまでと

(1B)
咎める先のない痛みも
押し流す時間が灯火(ともしび)
本当の根は見えなくても
創り出せばいいと

(1S)
誰もいない
0時 歩き続けた行く末の不幸
tone down 理性
EGOのcreed 掛けても
繋ぎ止めた抵抗
砕け散るなら いっそのこと
感情のobliviate
崩れ去るから It's so cold
消えるためのoblivious


(2A)
何枚も書き連ねたまま
どこかに置き去りのシナリオさえ
描き切れなかった未来が足取りを縛る
我儘に振れた音は
喉の奥に巣食って救えない
操りの糸を落として棄てても
過ぎたページは変わらない

(2B)
笑えない世界もからくり
踏めないステップで踊れば
いつの日か忘れた頃なら
零れ咲けるのかと

(2S)
誰もいない
rage 歩き続けた結末の who calls
飛んだreset
ECHOのgreed 欠けても
繋ぎ停めた take on
的を射ない明後日 辿る
欲しがりの足 evanesco
幕を得ない盤上のdoll
絶えるまでの evanescent


(S)
誰もいない
0字 歩き続けた道行きの who corps
lone dawn, resine
It callsのfreed 賭けても
繋ぎ留めた take off
前を向く問いかけの先は
終わりを見ない crusio
届けないままのこの声は
最果てまでの silencio

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「TEAR-trical」

タイトルは「てぃあとりかる」です。
Theatrical(芝居じみた)×Tear(涙)の造語。

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投稿日:2021/10/16 23:24:03

文字数:717文字

カテゴリ:歌詞

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