なりやまない滴が胸を穿つ
穴だらけ心はいつか壊れる
そんな日がきっとくるのなら
もう私はいらない

頭のなかの自分に問う
「あなたの心は何色？」
私はなにも見えなくて
自分の感情さえわからない

誰も癒してはくれない
誰も教えてはくれない
自分で見つけるしかない
でも私は止まったまま

私のことをねえ見つけて
泣いたりしないで笑ってよ
いつか君にもわかるだろう
見えない私のことを

やさしく包む誰かが言う
「あなたの心は何色？」
私はただ微笑うだけ
君の頬を撫でる淡い手

水面に光る太陽みたいになりたかった
すべてを駆ける風に憧れてた
そう

ずっと叫んでいたのはなぜ？
きっと悲しみを乗り越えようと
踏ん張って泣きながらがんばって
私を呼びながら
君はずっと

私のことをねえ見つけて
泣いたりしないで笑ってよ
いつか君にもわかるだろう
見えない私のことを

すべてを照らす光がそそぐ
君の心を解かしてく
私はもういらないね
そっと風にのって

雨はいつしかやんでいた
穴だらけ心はまだ痛い
でもね、大丈夫
あなたを忘れてしまっても
私の心はずっと