「終焉逃避行」

終夜ノ摩天楼は
月の裏の鴻鵠模様
解 = 闘争? 逃走?
奈落を絡で移動
勢い侭、走り抜けよ。

青ノ印を結う時は
呼吸を深く、両の眼は閉じて。
強制≠共生
堕落を搾で試行
勢い侭、斬り捨てていけよ。

祈って 只待って居れば
何か変わるか? 救われた気にでもなるか?
依然 「労いは糧になる」と
吐き捨てて言った。

刃、風を斬る様。
泡沫に酔う音の渦を。
明鏡振るう因果をも「陶然」と
見切って逸そ、逃げてしまえたら。

花霞と刹那の街
—さあ、峡谷ノ都市へと急ごう!
数は約二百京里
—足は、動く。

過去ノ標を縫う時は
間を止めて、気流は塞いで。
矯正≠共生
苦肉の策で思考
勢い侭、斬り刻んでいけよ。
—嗚呼。

祈って 只待って居ても
何も変わらない?其んな事は理解している!
依然 「償いは枷になる」と
然も、悔しそうに。

刀、君が云う様。
今し方覆う、月陽を。

刃、風を斬る様。
玉響に酔う音の渦を。
玲瓏振るう因果をも「当然」と
見切って逸そ、逃げてしまえたら。

阿弥陀籤と理想の街
—さあ、峡谷ノ都市へと急ごう!
数は約二百京里
—足は、未だ。

雨音、十六夜の月
—不途 此の時を待ち侘びていた
余す事無く願いは
—叶う、今。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

終焉逃避行 歌詞

閲覧数:2,758

投稿日:2020/12/18 17:17:11

文字数:536文字

カテゴリ:歌詞

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