ぼくの大好きな だるたにゃん
家族で兄弟で親友
生まれたときからずっといっしょ
茶色と白のマーブル模様

いっしょに走って
いちご畑をまもってた
いっしょに吠えて
りんご畑をまもってた

春も夏もいっしょに遊んだ
小川に飛び込んで水遊び
夕焼けに裸足で帰り道

いっしょにじいちゃんに叱られて
いっしょに屋根裏のベッドで寝た

いつだっていっしょ
どこだっていっしょ

大好きな だるたにゃん
マーブル模様




ぼくの大嫌いな だるたにゃん
家族で兄弟で…(親友)
生まれたときからずっといっしょ
だったのに今は…(もう)

ひとりで走って
枯れ草のいちご畑を
ひとりで吠えて
真っ白のりんご畑を

秋も冬も大嫌いになった
クレヨンで描いた春のぼくら
暖炉で想った夏のぼくら

ばあちゃんといっしょに手を合わせ
ひとりで丸くなる屋根裏ベッド

いっちゃったひとり
いっちゃうなんて…


暗い部屋に吐いた息が白い
涙染みた毛布だけじゃ寒い
いっしょじゃないと寂しいよ
ずっといっしょに居たかったのに

大好きな だるたにゃん
マーブル模様
大嫌いな だるたにゃん
マーブル模様



ぼくの大好きな だるたにゃん
家族で兄弟で親友
今はりんごの木の下に眠る
茶色と白のマーブル模様





ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

だるたにゃん



少年とその家族で兄弟で親友だった犬の歌。


閲覧数:176

投稿日:2010/09/30 22:48:51

文字数:550文字

カテゴリ:歌詞

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