唇そっと這う指
絡み合いとけない足
甘い言葉囁いて
僕をその気にさせる
だけど抱こうとすると
矢が飛んできて突き刺さる

首に頭に心臓
奥深くまで刺さって
容赦なく傷付け切り裂いて
あなたは僕を拒絶し
最後の砦にだけは
絶対入れてはくれやしないんだ

やめて やめて
期待をさせて
裏切らないで
あなたは楽しいのかもしれないけど
僕は単に苦しいだけだ
一体どうしてほしいのか
言ってくれないことには分からないんだよ

見えない血が噴き出し
見る間に深紅に染まる
それ見て笑うあなたは
残酷な神様か
僕が刃向かえないと
知っていながら遊んでいる

刺さった矢は僕の心
奥深くまでえぐって
容赦なく傷付け引き裂いて
僕はベッドに横たわり
どうともすることできず
情けなくて涙が零れてく

時よ 早く
過ぎ去っておくれ
怪我した心
すぐにも癒やし回復させておくれ
深い悲しみに沈んでも
僕は死なずに生きている
あなた自身どうしたいか知らないんだ

やめて あなた
むごい人だと
思いたくない
僕一人じゃ何も出来ないことくらい
あなたは分かっているんだろう?
お願い矢はつがえないで
あなたをもっと深くまで分かりたいんだ


(ひらがな)

くちびるそっとはうゆび
からみあいとけないあし
あまいことばささやいて
ぼくをそのきにさせる
だけどだこうとすると
やがとんできてつきささる

くびにあたまにしんぞう
おくふかくまでささって
ようしゃなくきずつけきりさいて
あなたはぼくをきょぜつし
さいごのとりでにだけは
ぜったいいれてはくれやしないんだ

やめて やめて
きたいをさせて
うらぎらないで
あなたはたのしいのかもしれないけど
ぼくはたんにくるしいだけだ
いったいどうしてほしいのか
いってくれないことにはわからないんだよ

みえないちがふきだし
みるまにしんくにそまる
それみてわらうあなたは
ざんこくなかみさまか
ぼくがはむかえないと
しっていながらあそんでいる

ささったやはぼくのこころ
おくふかくまでえぐって
ようしゃなくきずつけひきさいて
ぼくはべっどによこたわり
どうともすることできず
なさけなくてなみだがこぼれてく

ときよ はやく
すぎさっておくれ
けがしたこころ
すぐにもいやしかいふくさせておくれ
ふかいかなしみにしずんでも
ぼくはしなずにいきている
あなたじしんどうしたいかしらないんだ

やめて あなた
むごいひとだと
おもいたくない
ぼくひとりじゃなにもできないことくらい
あなたはわかっているんだろう?
おねがいやはつがえないで
あなたをもっとふかくまでわかりたいんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

矢をつがえないで【曲募集】

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閲覧数:169

投稿日:2013/10/29 11:40:25

文字数:1,100文字

カテゴリ:歌詞

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