舞い落ちる花弁の一片も掴めぬほど
複雑なこの世界 生まれ落ち 息を詰める

あの花に触れたから今があるかもしれない
運命はささやかな偶然に動かされる

初めての音を…  重ね合わせた音を…
メロディに乗せて 祈るように歌う

蝶の翅の起こす風が 嵐起こし花を散らす
喉震うこの声も 鼓膜揺らす鎮魂歌 ―レクイエム―
成れの果てに何が残る? 抗えない流れの中
賽を振り舵を切る 闇を照らす光目指して

あの時にこうすれば良かったとわかるならば
今わたしここにいる?それはただ届かぬ幻

回り出す運命の歯車はただひたすら
軋む音カラカラと無機質なリズム刻む

伸ばしたこの手と… 未来への約束を…
繋ぎ合わせたら 物語巡る

感情に任せて作ったあの曲も/乱数に任せて作ったこの曲も
キラキラと輝くあの日々も/刻々と過ぎゆくこの今も
全ては神の気まぐれ/全ては人の行い
ほんの些細なきっかけひとつで運命が変わること
努努忘れぬように…

蝶の翅の魅せる彩が 夢惑わせ光奪う
希う眼差しも 栞挟む幻想譚 ―ファンタジー―
旅の果てはどこに向かう? 答えのない問の最中
星を詠み地を駆ける 歩んだ道後に戻れず

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

カオス理論

ほんの些細なきっかけひとつで運命が変わることを書いた歌詞です。

閲覧数:78

投稿日:2022/04/21 22:56:16

文字数:500文字

カテゴリ:歌詞

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