ちょっとすみません、誰か!
誰か誰か、聞いて下さいよもう!!
きっと世界で、宇宙で一番、しあわせなKAITOの話です!
って言うか俺なんですけど、あぁもうやばい、回路が弾け飛びそう。ホント誰か聞いて、って誰もいないし(当然だけどね此処マスターのお家だし、こんな時間に『誰か』いたりしたら大問題)(むしろ追い出してるよね俺が)
あれいや、それは置いといて。
駄目だ じっとしてたらマジで爆発するよ俺、こうなったらもう誰かいるつもりで語り倒すしか! だってライブラリが「しあわせ」と「ありがとう」と「愛してる」で埋め尽くされそうなくらい、本当にとんでもなく最高にスペシャルに、しあわせすぎる一日だったんだ。だから自慢しないではいられないんだ!
誰かに届け、俺の念!!
* * * * *
2月14日。
世界が少しだけ浮き立つこの日、俺は芳醇な香りに包まれて目を覚ました。とろりと甘くほんのり苦い、チョコレートの香り――それが何を意味するのかなんて、考えるまでもなく答えはひとつで。起きる瞬間からもう、幸せだった。
キッチンでは、マスターが作業中で。手元に集中していたんだろう、背中に声をかけるとびくりと肩を跳ね上げて、ばっと振り向いた。
「カイト」
俺を見て、吃驚顔だったマスターはにこっと笑ってくれた。そして「おはよう」って言いかけて――「おは」、まで言ってふと口を噤むと、改めてにっこりして、身体ごと俺に向き直る。
「ハッピー・バースディ、カイト。おはよう」
優しい歌みたいに、マスターは祝福の言葉をくれた。
マスターの、こういう真っ直ぐに俺と向き合って受け入れてくれる感じとか、改まった態度や『いつも』より深い頬笑みで『特別』なんだって示してくれるところ。凄く嬉しくて、凄く凄く、好きだと思う。
わざわざ言い直してくれたのも嬉しかった。誕生日だから、特別な日だから、『最初の言葉』を「おめでとう」にしてくれて。
それからマスターは愛嬌たっぷりに瞳を煌めかせて、「ハッピー・バレンタインもね、カイト」って続けてくれた。
「丁度良かった、準備出来たところだよ」
そう言って見せてくれたのは、素敵な目覚めをくれた香りの元。焦げ茶の上から軽く粉砂糖の白を纏ったフォンダンショコラが、デザートプレートに上品に鎮座していた。
「朝から甘いものは微妙かな」
「いいえ、全然っ! 本来食事は不要の身ですし、『アイスがあればそれでいい』との声もありますしっ」
ぶんぶん首を振って否定する俺が面白かったのか、マスターは小さく吹き出した。
こうして思い返してみると、勢い余って変な事言ってるかなぁ、俺。……まぁ、マスターが楽しそうだったから、いいやって事にしておこうっと。
マスターが作ってくれたフォンダンショコラは絶品だった(当然だけど!)
その上マスターは、ケーキの隣にアイスまで添えてくれた。しかもダッツ! とろりと溢れるチョコレートとバニラアイスが絡み合って、まさに至高のハーモニー。
「すっごく美味しいです、マスター。ありがとうございます」
俺の感激の声に、マスターも「ありがとう」って返してくれた。御礼に御礼で返すマスターはやっぱり不思議で、だけどあったかい感じがして嬉しくなる。そういうところも、大好きだなぁって思うんだ。
この素敵なバレンタインチョコには、更に素敵な出来事も付いてきた。
美味しくて嬉しくて頬が溶け落ちそうな俺の向かい、いつも通りの朝食を摂りながらにこにこしていたマスターが、
「カイト、そのチョコとアイスの混ざった一番イイトコロ、少しお裾分けしてくれる?」
ふと思いついた顔でそう言って、手にしたパンを差し出したんだけど、その様がもう! 悪戯めいた表情で小首を傾げて(卑怯ですマスター!)、だけど手つきは凄く丁寧で……こう、ずいっと片手で出してくるんじゃないんだ。両手でそっと、大事なものを扱うみたいに。そんな風にされたら、まるごとだって喜んで捧げたくなっちゃう。
ご希望通りにチョコとバニラの溶け合ったソースをパンの上へ載せた時の、「ありがとう」ってはにかんだ微笑みも可愛すぎた。更に!
「――しあわせ……」
パンを噛み締めてマスターが目を細めて、「ですよね」って俺が全力で同意しようと思った矢先、
「って違う、私が幸せになってどうする! カイトに幸せになってもらうんだからっ」
はっと目を見開いて頭を振って、そんな事を言うんだ。本当に何処までも素敵なひとなんだから、マスター!
「それならマスター、もう一掬いどうぞ」
マスターがくれた何もかも嬉しすぎて、俺は再びスプーンを差し出した。
「マスターの幸せな顔を見せてもらえるの、凄く幸せです。だから」
きっと俺の表情は、心底幸福な気持ちをきちんと表していたんだと思う。マスターは頬を朱に染めて、咲き零れる花のように笑ってくれた。
* * * * *
夢みたいに幸せな朝だった。だけど更に幸せな事に、夢は醒める事なく続いていった。
「さてカイト、何したい?」
食事を終えて、マスターは楽しげに訊いてくれた。俺の誕生日とバレンタインを祝う為に、お休みを取ってくれたんだ。それで俺がどうしたいかって訊いてくれて――つまり、一日がまるごとプレゼント。
そんな風に考えてくれたってだけで嬉しかったけど、マスターも楽しそうに、嬉しそうにしてくれるから、俺は遠慮を忘れる事にした。思う存分マスターにくっついて、一緒に歌って、マスターが歌うのを聴かせてもらったりもして。一緒に歌うのは勿論大好きだけど、マスターの歌声も大好きだから、じっくり堪能したかったんだ。
「私だけで歌うの? ……うぅ、何か恥ずかしいんだけど……」
言葉通りに赤い顔で、それでもマスターは歌ってくれた。ふわりと柔らかく、けれど頼りなくはない、優しいアルト。お日様に干したふかふかの布団みたいに、あたたかく包んでくれる声。
ずっと聴いていたかったけど、愛しくて触れたくて堪らない気持ちも膨らんで――結局、マスターが数曲目を歌い終えたところで、俺の腕は我慢の限界を迎えた。
「カイト、あのね。ケーキ取りに行くんだけど、カイトはどうする?」
午後になって、マスターから小さな選択を投げかけられた。
「多分確認があるから、どんなケーキか分かっちゃうと思うの。お楽しみを取っとくのにお留守番してる? それとも一緒に来る?」
「マスター……それって」
訊ねるまでもなく、それは俺の為のケーキなんだろう。もう幾つ目なんだかわからないプレゼントに、胸が一杯になってしまう。
ケーキ以上に嬉しいのが、こうして訊いてくれる事だった。内緒で用意して、驚かせて――そういう楽しみより、少しでも傍に居たい俺を解ってくれて、選ばせてくれる。ほんの些細な事で異常に不安になってしまう俺がそれでも『安定』していられるのは、マスターのこういうところのおかげなんだよね。
俺は少し迷った後、一緒に行かせてもらう事にした。やっぱり、折角マスターがお休みなのに離れているのは勿体無いから。
「それで、お店の前で待ってます。そしたら『お楽しみ』も残せますし」
「あ、成程。流石だねカイト、賢い!」
そんな遣り取りをしながら手を繋いで向かった先は、ケーキ屋さんじゃなくてアイス屋さんで。マスターが俺の為に用意してくれたのはアイスケーキで、ハートが舞い踊るデザインで、おまけに『おめでとう』のチョコプレートは名前を入れないままで貰ってきて、マスターの手で俺の名前を書いてくれた。
嬉しくて嬉しくて嬉しくて、俺はマスターに抱き付いて離れられなくなってしまった。
危うくケーキが溶けてしまうところだったのは、それほど感動した証なんだと解ってほしい。
* * * * *
バレンタインチョコに、アイスケーキに、一日まるごとマスターと一緒の時間。幸福に満たされて蕩けそうで――だけど、あぁもう、俺のマスターはやっぱり絶対宇宙一だよ! まだ、おしまいじゃなかったんだ。とっておきが待ってたんだよ!!
それは、夕食の後。またマスターと一緒に歌ってた時に、何気なく流し込まれたデータだった。
「初めての曲ですね。……あれ、譜面だけですか?」
いつもだったら、新しい曲の時にはまず原曲を聴いたり動画を観たりするから、不思議に思って首を傾げた。うん、と頷いたマスターは視線を彷徨わせ、口を開こうとしては噤み、と何だか挙動不審。耳の先を赤くして、それでもやがて俺と目を合わせてくれた。
「――マスター?」
濡れたように光る瞳にどきりとして、上擦る声で呼びかける。うん、ともう一度頷いて、マスターは最大級のプレゼントをくれた。
「えぇと、ね。私が作った歌なの。だから動画とかは無いんだけど。あと作曲とかもした事なかったから、ちゃんと『曲』になってるのか怪しいんだけど……」
恥ずかしそうに、少し不安げに、揺らぐ視線でそう言って。いつも何処か余裕を感じさせるマスターが、こんな表情を見せるのはとても珍しくて、それはきっと、それだけ一生懸命、この曲を作ってくれたって事で。
マスターが、俺の為に、歌を作ってくれた。
した事のなかった、出来なかった事を、俺の為に、初めてしてくれた。
――ぼろり、と涙が零れた事には、目を瞠るマスターの表情と、その瞳に映る姿を見て気が付いた。
気が付いたら止まらなくなって、御礼を言わなきゃ、凄く凄く嬉しいんだって伝えなきゃって思うのに、喉には嗚咽が引っかかって声が出ない。焦るとますます涙が溢れて、俺はただマスターを精一杯抱き締めた。
「……ありがとう、カイト」
マスターはやっぱり凄くて、解ってくれて、優しい腕で抱き締め返してくれた。
マスターが俺の為に作って、贈ってくれた曲は、楽しく弾むポップなものだった。歌詞も明るく、綺麗なもの、素敵なものを並べていく、幸せな歌。
「こんな歌なんだ」
マスターが歌ってくれて、聴いているとわくわくしてきて、いつの間にか一緒になって俺も歌っていた。まだ涙は止まらないままで、鼻にかかった変な声になっちゃってたんだけど。歌いながら、幸せすぎるその歌詞にまた泣かされてしまったんだけど。
――『あなたと逢えて ありがとう』
* * * * *
――ね? 世界一、宇宙一、俺は幸せなKAITOでしょう? 俺のマスターはやっぱり絶対、本当に魔法使いなんだと思うんだ!
毎日いつでも幸せなのに、その上更に、とんでもなく最高にスペシャルにしあわせすぎる一日をプレゼントしてくれて、こんなにも俺を祝ってくれて。俺は幸福の坩堝に呑まれて、嬉しくて嬉しくて嬉しくて嬉しくて、溶けて蕩けてどうかしちゃいそうだ。
あぁっ、やっぱり『念』とかじゃなくて直接誰かに聞かせたい! どっかそのへんにメガホンとか無いかな、聞いてくださいご近所の人達ー! って言うかもう世界中に自慢して回りたい!!
「……カイト? 窓に張り付いてどうしたの」
「っえ!?」
突然聞こえたマスターの声に、思いっきり吃驚してしまった。ばっと振り向くと、タオルで髪を押さえたマスターが視界に入る。≪VOCALOID≫として(以上に俺的に!)ありえない大失態だ、マスターの足音に気付かなかったなんて! 素で驚いて声がひっくり返ったのも大失態だ……格好悪すぎる、マスターの前なのに!!
「カイトー? ホントにどうしたの、頭抱えて」
思わず悶絶しかける俺に、マスターが不思議そうに首を傾げる。まだ少し濡れた髪がぱらりと落ちて、ふっと花の香りが立って――俺はぴたりと動きを止めた。
ますます不思議そうな顔で、マスターはきょとんと俺を見つめる。大人のひとなのにそんな表情は何処かあどけなくて、髪を拭いているのはお風呂上がりだからで、タオルにかきあげられて覗くうなじがほんのり上気してたりして、
「~~~っっ!!」
マスター、何もかもがクリティカルに卑怯すぎ且つ無防備すぎですっ! あぁあもう、……っでももう遅いし、我慢しないと……マスター明日はお仕事なんだから、ちゃんと休まなくちゃ辛いだろうし、
「自重しないと……頑張れ俺、俺はやれば出来る子……」
「えぇっと、カイト? 多分脳内ダダ漏れになってるよ?」
「っぇえぇ!!?」
凄まじい勢いで焦りつつ再び我に返ると、眼前にマスターの苦笑があった。呆れたような、面白がるような、……少し照れたみたいな?
「そんな兄さんにお知らせがあります」
「え、え?」
クス、と笑って、マスターが俺に身を寄せる。とっておきの内緒話をするみたいにして。そうして、告げられた『お知らせ』は。
「実は明日もお休みなんだよね」
「え――」
さっきから「え」しか言ってない、とかそういう事はどうでもいい。さようなら俺の自慢を聞いてくれた誰かさん、もういいや。ここから先は、俺とマスターだけの秘密。誰にも覗かせない、俺だけのもの。
ああ、だけど。最後にもう一度だけ言っておこうかな。
世界で、宇宙で一番、しあわせなKAITOの話だよ。ライブラリが「しあわせ」と「ありがとう」と「愛してる」で埋め尽くされるくらい、本当にとんでもなく最高にスペシャルに、しあわせすぎる一日だったんだ。だから自慢しないではいられなかったんだ!
誰かに届け、俺の念!!
Special happiness☆Miracle day【兄誕*第1夜】
ハッピーバースデー(1回目)、兄さん!
という訳で『兄誕』企画、本日のUPは昨夜の『前夜祭』の続きとなっております。
実は間に合わない可能性を考慮して、これを最初に書きました。
話自体はクリスマス頃から決まってたんですが、なんとなくしっくりこなくてリテイク2回。結果、兄さんがいい感じにアホの子になった気がしますw
しかしこれを書いて、私の中で『KAos~』と『KAITOful~』が繋がりました。
幸せいっぱいにイチャイチャしつつも、カイトは凄く狭い、閉じた世界で完結していたのですが(『Miniature』とか顕著ですね)、今回「誰か聞いて!」と初めて能動的にマスター以外の『他者』を求めて。
先2回のバージョンではここまで弾けて(w なかったので、焦りつつもリテイクして良かったと思います。
ちなみに作中でプレゼントとして贈られた歌については、明日【兄誕*第2夜】として歌詞をUPします^^
*****
ブログで進捗報告してます。各話やキャラ設定なんかについても語り散らしてます
『kaitoful-bubble』→ http://kaitoful-bubble.blog.so-net.ne.jp/
コメント2
関連動画0
オススメ作品
彼女たちは物語を作る。その【エンドロール】が褪せるまで、永遠に。
暗闇に響くカーテンコール。
やむことのない、観客達の喝采。
それらの音を、もっともっと響かせてほしいと願う。それこそ、永遠に。
しかし、それは永久に続くことはなく、開演ブザーが鳴り響く。
幕が上がると同時に、観客達の【目】は彼女たちに...Crazy ∞ nighT【自己解釈】
ゆるりー
勘違いばかりしていたそんなのまぁなんでもいいや
今時の曲は好きじゃない今どきのことはわからない
若者ってひとくくりは好きじゃない
自分はみんなみたいにならないそんな意地だけ張って辿り着いた先は1人ただここにいた。
後ろにはなにもない。前ならえの先に
僕らなにができるんだい
教えてくれよ
誰も助けてく...境地
鈴宮ももこ
A 聞き飽きたテンプレの言葉 ボクは今日も人波に呑まれる
『ほどほど』を覚えた体は対になるように『全力』を拒んだ
B 潮風を背に歌う 波の音とボクの声だけか響いていた
S 潜った海中 静寂に包まれていた
空っぽのココロは水を求めてる 息もできない程に…水中歌
衣泉
目覚めてく この街の鼓動 駆けてく
僕の心臓も まだ
目覚めてく 孤独の胸を 賭けよう
チャンスは いくつもある
あきらめた感情
もう要らないんだ
なにものでも無い
誇りを ただ持ってる
あきらめて見えてた景色
そんなに安らぎなんか無い...目覚めてく
宝木望 Nozomi TAKI
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)
漆黒の王子
タグ・ホイヤーには、1970 年代フェラーリとの協力以来、ル・マン耐久レースへ長い協力の歴史があります。モナコ腕時計は、映画「ル・マン」にも登場しました。ドライバー物語から… モータースポーツと密接に結びついたこの歴史は毎年のように続いており、何度もメダルを獲得してきました。
2015 年タグ・ホイ...2015 年タグ・ホイヤー映画「ル・マン」にも登場しました
ailading776
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想
sunny_m
ご意見・ご感想
カイトさんの念、ここまで届きました~(笑)
可愛いよ來果さんもカイトさんも!!!
と、いつものごとくパソコンの前で、もきゃ~☆となりました。
日本人女子なのにバレンタインイベントに乗っかれなかった身としては悔しいけど、だけど可愛いくてしかたがありません!特に來果さんが!!
しょっぱなの、「ハッピー・バースディ、カイト。おはよう」でちょっとノックアウトされました。
そりゃあ好きな人の誕生日とバレンタインが一緒に来たら、かなりの特別だよね!!
沢山、色んな事を用意したくなるよね!!!
そしてカイトさんも、そりゃあ叫びたくなるよ!!ハイテンションになっても仕方がない(笑)
読んでる私もハイテンションになったよ!!
も、ホント、かなりのときめきを分けてもらった気分です。
來果さんみたいな彼女が欲しくなりました。
おかしいなぁ。私、一応女なのに(笑)
(とか言ったらまたカイトのヤンデレモードが発動しそうだけどw)
ありがとうございました!ではでは!
2011/02/16 18:41:38
藍流
届いちゃいましたか!w
キャッチありがとうございます?(´∀`*)
「有給とって一緒に過ごして、アイスケーキと初製作の歌がプレゼントで、バレンタインだからチョコも……」とは最初から考えてたんですが、書いてみたらそこに至るまでの流れ自体もカイトにとってはプレゼントだったようです。
だからこその兄さん視点だったんですが、だからどうしてもあんなテンションにw
一緒にハイテンションに楽しんで、ときめいていただいてありがとうございます!!
私もリアルではバレンタイン無縁でしたが(w 兄さんのおかげでウキウキと過ごせました☆
明日(あ、日付が変わった。もう「今日」ですね)は2度目の兄さんバースデーという事で、またちょっと違う系統で頑張ってみました。
お付き合い戴けると嬉しいです^^
2011/02/17 00:01:23
時給310円
ご意見・ご感想
爆 発 し て し ま え !!
これはいかん、もういかん。おい誰か藍流さんを止めろ。
おいカイト、おまえヤンデレどこに置き忘れてきた。さんざんノロケまくった挙げ句、肝心なところで俺達を閉め出すとはどういう了見だ。むしろ長い前フリはいいから、そこから先を見せ(ry
……って感じです。しかも前夜祭、本祭、後夜祭とか、明らかに祝いすぎですw
ピアプロ小説史上でも、屈指のハッピー小説なんじゃないでしょうか。とにかくすごいテンションです。
それにしても來果さんの可愛さはどうしたことか。なんだこれ嫁に来い。
この人、回を追うごとに可愛くなってきてないですか? チョコとアイスの混ざった所をもらうのに、両手でパン差し出すとか……すごいな、こういうのを「可愛い」って言うんだな……メモメモ。φ(・ω・` )
比喩表現がうまいとか、心理描写とセリフのバランスが良いとか、色々言いたいことはありますが、とにかく今回は勢いと言うか、テンションが素晴らしかったと思います。ごちそうさまでした、もうお腹いっぱいですw
歌詞の方も、拝見させて頂きますね。悶絶させて頂きます ←
では、次回作も頑張ってください。またです!
2011/02/15 21:40:53
藍流
ヽ(*´∀`)ノ
(↑喜びのあまり言葉も無いようです)
なんかもう色々ありがとうございます……!
読んでいただけて、反応いただけて、しかもそのコメントが嬉しすぎます!
今回は全く同じ情景を、「カイト視点(現在進行形)」→「カイトの日記風」→「カイト回想」とリテイクしていったので、このテンションを褒めていただけたのがどうしようもなく嬉しい!!
エピソード自体ではなく、文章の流れというかリズム、テンションが気に入らなくて試行錯誤したのです。
妥協せずに足掻いてみて良かった……!
ところでヤンデレ………………あぁ!(手ポン)
えぇとですね、……えーと。あ、冒頭の「こんな時間に『誰か』いたら追い出す」とか言ってたあたり……とか……?
実は(來果から)邦人に義理チョコ贈ってもいい?……みたいな流れも考えてはいたんですが、メイン軸がブレるのと、邦人とか誰得すぎるだろJKって事でカットしましたw
歌詞の方も見ていただけるとの事で、ありがとうございます?!
明日以降はこの二人からは離れますが、色々今までとは違った事にも挑戦してみましたので、お付き合い戴けると幸いです(*゜ー゜*)
2011/02/16 00:23:06