アカイトから体温計をもらい、有紗は体温計を脇に挟む。
三分後。。。
ピピピと鳴る。
体温計を取り、見てみると、38.2℃ある。
「マスター、寝て下さい!!家事は僕がやりますから」
「そうだぜ。部屋まで運んでやるよ」
アカイトがひょいっと有紗をお姫様抱っこをする。
有紗は体重が軽かった。
有紗をゆっくり、ベッドに降ろす。
「アカイト!買い物付き合って下さい」
「分かった。マスター、無理すんなよ?何かあったら帯人に言えよ?」
アカイトが部屋から出て行く。
「行ってらっしゃ…い」
有紗の意識は闇へと落ちた。
ヒヤリとした何かが頬に感じる。
「ん…」
心地よくて…。
目が覚めた。
「帯…人?」
「大丈夫ですか?」
「うん…。有難う」
「何かして欲しい事ありますか?」
有紗にしか見せない優しい笑み。
深くにもときめく。
「…ずっとこうしててくれれば良いよ」
何も思いつかなくて、そう言う。
「触ってるだけで良いんですか?」
「うん。…だって気持ち良いんだもん」
帯人は少し驚いた表情をするが、妖しげな笑みを浮かべる。
「もっと気持ち良い事してあげましょうか?」
「はい…?」
顔が近付いて来て――…。
カイトとアカイトのお陰で一線を越す事は無かった。
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