【日常世界のカラクリ】

Ａ

正しい道を行け　惰性に気付かずに
空気に覆われて　言葉も届かない

Ａ

眩い平和でも　破片に隠れてる
彷徨う闇の中　騒めき支配して

Ｂ

攻防戦が続く境目見えないまま
纏う運命の出会い　共に生きて行く

まだ続く誤算　また誤爆連鎖ばかり
誰も見抜けずに　罪を覆う

Ｓ

事実気付いた時の英雄　前線出て語り出せ
苦難は続く中でまだ叫んで

多くの者救い導きたまえ　けれど貫かれ途切れ
途端誰も動けず歪んだ　想いだけが　飛び交うだけ

＜間奏＞

Ａ

誰かが進むべき　自分が進むべき
被害が広がれば　犠牲が増えるだけ

Ａ

先手で斬り込めば　あの人思い出す
決意が加速して　挑めば悔いはなし

Ｂ

単なる愚か者が集えば勢い増す
遠くても想い一つ　指示が繋いでく

でも命尽きて　また届くはずの想い
届かないままに　霞消えて

＜間奏＞

Ｓ’

本音抱いて遂に試され　あやふやでも着地する
規則潰さないと何もできない

変わると意志燈し　言葉に乗せて　変わらない意志と混ざる
ぶつけ合えば傷付いてしまう　何も言えず

Ｓ

決められた規則囚われ　感情また萎んでく
先手取られ後手で踊り続けて

衝動貫かれ　思考も止まる　いつもより酷い景色
夢はまたも変わらないままに　望み消えて　夢の中へ


＜ひらがな仕様＞


【にちじょうせかいの　からくり】

Ａ

ただし　い　みちを　ゆけ　　だせい　に　きづか　ずに
くうき　に　おおわ　れて　　ことば　も　とどか　ない

Ａ

まばゆ　い　へいわ　でも　　はへん　に　かくれ　てる
さまよ　う　やみの　なか　　ざわめ　き　しはい　して

Ｂ

こうぼう　せんが　つづく　さ　かいめ　みえない　まま
まとう　うん　めいの　であ　い　　ともに　いきて　ゆく

ま　だ　つづく　ごさん　　ま　た　ごばく　れんさ　ばかり
だれも　みぬ　けずに　　つみを　おおう

Ｓ

じじつ　きづいた　ときの　えいゆ　う　　ぜんせん　でて　かたりだ　せ
くなんは　つづく　なかで　まだ　さけんで

おおくの　もの　すくい　みちびき　たま　え　　けれど　つら　ぬかれ　とぎれ
とたん　だれも　うごけ　ず　ゆ　がんだ　　おもい　だけが　　とびかう　だ　け

＜間奏＞

Ａ

だれか　が　すすむ　べき　　じぶん　が　すすむ　べき
ひがい　が　ひろが　れば　　ぎせい　が　ふえる　だけ

Ａ

せんて　で　きりこ　めば　　あのひ　と　おもい　だす
けつい　が　かそく　して　　いどめ　ば　くいは　なし

Ｂ

たんなる　おろか　ものが　つ　どえば　いきおい　ます
とおく　ても　おもい　ひと　つ　　しじが　つない　でく

で　も　いのち　つきて　　ま　た　とどく　はずの　おもい
とどか　ない　ままに　　かすみ　きえて

＜間奏＞

Ｓ’

ほんね　いだいて　ついに　ためさ　れ　　あやふや　でも　ちゃくちす　る
きそく　つぶさ　ないと　なにも　できない

かわると　いし　ともし　　ことばに　のせ　て　　かわら　ない　いしと　まざる
ぶつけ　あえば　きずつ　いて　しまう　　なにも　いえず

Ｓ

きめ　られた　きそく　とらわ　れ　　かんじょう　また　しぼんで　く
せんて　とられ　ごてで　おどり　つづけて

しょうどう　つら　ぬかれ　　しこうも　とま　る　　いつも　より　ひどい　けしき
ゆめは　またも　かわら　ない　ままに　　のぞみ　きえて　　ゆめのな　か　へ