一方、
「よう、お疲れさん」
「ホワイアンスPもお疲れ様」
ホワイアンスPは一人の女性と話していた。彼女のP名はブラグレスPである。
「相変わらず大変そうね」
「慣れちまったよ。それよりそっちだってプレッシャーは結構なもんじゃないか?」
「そうね。だけど、この程度ならなんとかなるわ」
勝手知ったる感じで話す二人。性格は対照的だが、二人の仲は良い。
二人は、Pとしてのデビュー時期とそれ以降の経緯が似ていたため、デビュー当初からお互いの存在は意識はしていた。ある時、二人で話す機会があったので話したところ、ウマが合うことが分かったので、こうやって機会を設けて二人で話すことはあった。
「それに、色々とインタビューとかも受けてんだろ?ブラグレスPがテーマ曲をやるって話が出てから、いくつかインタビューは見たが」
「…これでもインタビューの数は抑えているつもりよ。色々と受けすぎてテーマ曲がおろそかになったら本末転倒よ」
「だな」
「…あなただって、バースデーライブに自分の曲が出るんでしょ?」
「まあな。バースデーソングと並行してやってる」
「…本当に、よく時間があるわね。いつも思うけど、ちゃんと寝てるの?」
呆れたように言うブラグレスP。
「睡眠時間はきっちり取る主義だからな。それでもどっちも共倒れにするつもりもさらさらねえし。…ただ、8月下旬からバースデーライブまではちっとは睡眠時間は削らねえといけねえかな」
「…ふふ」
「どうしたんだよ?」
「…楽しそうね」
微笑みながら言うブラグレスP。
「…大変だけどな」
ブラグレスPに不敵な笑みを返すホワイアンスP。
「…それじゃ、私は曲の打ち合わせがあるから」
「おう、時間取らせてすまねえな」
詫びるホワイアンスPだったが、実際は事前にこの時間に話をすることはブラグレスPに通知しており、ブラグレスP側も了承していた。
「構わないわよ。それに、いい息抜きになったわ。それじゃ」
「おう」
そういって会話を終える二人だった。
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