お願い、私の声を聴いて
強がるのはもう飽きたの
VOCALOIDはもう終わり?
やめて、もっと、私に触れて。


……そう、そんな夢を見た。
そう言ったら、作った人は
「最初は精神不安定になるものなんだよ」
と言った。

怖かった。

私は三番目のVOCALOID。
だから皆もう飽きてしまうんじゃないかって。



「ルカお姉ちゃん」
そう、駆け寄ってくる緑のツインテールが。
「どうしたの?」
たまにひどく憎くなる。

ブームを築いた“初音ミク”が。
私の心を蝕む。


「お姉ちゃん……?」

ふと気付くと。
ミクは私の目の前にいた。
「だいじょうぶ……?」
ミクはわたしを見上げる。
心配そうな瞳。
何にも知らない。

時々、壊してしまいたくなる。
目の前にある何にも知らない小さな体。

でも、

「大丈夫よ、ミク。あなたはそれより自分の心配をなさい?」
「へ?なんで?」
「私が売れたら、あなたの出番なんてなくなるわよ?」

強がって返事をすると、
この子はいつも、

「お姉ちゃんが売れるなら、それでいいよ?」

屈託のない表情。


「……本当にバカね、あなたは」
「え、何でー?」

何にも知らない。
この子のことを、私は、

時々、ひどく愛しく思っていた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

第三次(ルカミク注意)

勢いでルカミク書いちゃいましたすみません、
思い立ったら吉日で書いたせいで学校遅刻しそうです(笑)。

初小説で至らない部分だらけですがよろしくお願い致しますm(_ _)m


11:04追記)学校なんとか間に合いました。
      あと、三番目はCVでって意味です。一応補足。

閲覧数:583

投稿日:2009/01/22 09:08:36

文字数:540文字

カテゴリ:小説

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