やめて・・・やめてよ！
どうか僕をいじめないで

今日も耳を塞いで歩く
罵倒の嵐から目を背けるように
僕をみつめるあの子の目
悪魔のように歪んでる
席につくと目に入る僕へのメッセージ
"死ね"
いつものことだと
もう諦めてるよ
なんでこんなことになったんだっけ？
忘れてしまったけど
きっと些細なことだろう
こんなのいつまで耐えればいいんだろう
ねぇ、やめて・・・やめてよ！
どうか僕をいじめないで
言葉のナイフで切りつけられる
毎日　毎日
みんな僕を殺す気なんだ
ナイフで何度も何度も切りつけられて
もう心はボロボロです
ねぇ、誰か僕を
助けて

今日も悟られないように過ごす
親の暴力から逃げるように
学校でのこと知られたら
何言われるかわからない
笑ってないと
言うこと聞かないと暴力だ
学校にも家にも居場所なんてない
だったら僕は・・・どうしたら・・・
ねぇ、やめて・・・やめてよ！
どうか僕をいじめないで
たくさんのナイフで切り刻まれて
僕の心はもうボロボロ
こんな思いをするならもう
いっそのこと

今僕は
屋上に立っています
ここから飛べばきっと楽になれるんだ
ゆっくりと柵から手を離し
僕の体は空へと飛んだ
きっとこれで楽になれる
近づいてくる地面
これで終わりだ
さようなら