水辺に揺れる 微かな光 
夜を包む 蛍の舞
やがては消える 瞬間の中 
君の温度 移る手のひら

寂しさ 悲しさ 僕に渡してよ 
君から 貰えば 平気さ

眠れる 蛍も 夢を見る 

夜明けを待つ いきもの 静寂(しじま)に揺られて 同じ世界で
切ないほど愛しい時間を迎える 涙を湛(たた)えて


草葉に染みる 夜露の香り 
別れ告げる 蛍の歌
ひとつの命 心細さも 
君がいれば 怖くないんだ

痛みも 怒りも 僕が引き受ける 
二人で いるなら いいんだ

眠れる 蛍が 列を行く

夜明けが来る いきもの 静寂に溺れる 別の長さで
儚いほどきれいな時間を迎える 誇りを誘って


命は巡る また巡るから
幾度重ねて 朝日を見る

さぁ朝が来た いきもの 静寂を破るよ 違う早さで
焦がれていた目覚めの時間を迎える 落ちる水の音

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

いきもの

いきものの命と朝に焦がれる気持ちがテーマです。

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投稿日:2025/01/02 09:13:39

文字数:367文字

カテゴリ:歌詞

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