部屋には、ミルクティーの優しい香りが漂っていた。
時刻は、雲1つない青い空が活躍する昼下がり。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
無言で、ミルクティーを飲むテトとマコ。
「・・・あの」
「・・・・」
「・・・なんで、無言でミルクティーを飲むの?」
「・・・・」
マコの言葉にテトは重たーい口を開く。
「・・・マコは節分の時、手巻き寿司をどっかの方角を向いて無言で食べるっていうこと習慣知ってるお?」
「うん。・・・でもそれと何の関係があるの?」
「だから、ミルクティーも一緒だお。飲んでいる時に、しゃべっちゃったら幸せを逃すんだお」
「・・・・え?じゃあ、テトがずっと独身なのって・・・」
そういうワケだお」
「・・・・・・・・・・・・・テト、なんか、ごめん」
「マコが気にする事じゃないお」
テトは、コップに残っていたミルクティーを一気に飲み干した。


               END

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  • 非営利目的に限ります

ほのぼの的狭間日常物語 第0,2話

こんばんわ、もごもご犬です。
この話自体はずいぶん前に作ってたのですが、その間に色々ありまして・・・
それで、今に至る。ということです。
・・・意味不明な前置きはこれぐらいにして。←
私、ミルクティーが大好きで毎日飲んで・・・いません(笑
だけど前に一度飲んだあの瞬間から大好きになりました♪
今回ミルクティーが題材になっている理由はそれなのです!(しゃきーん

誰か・・・同志いませんか?

閲覧数:89

投稿日:2009/10/25 19:28:04

文字数:399文字

カテゴリ:小説

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