メマイ

真夜中雨は冷たい
ざらつくような僕、頭ん中

かき混ざる
昨日の事
過ぎて行った
昨日だって
繰り返す
あふれだす
僕のこと
君のこと

いつまでそうして
その眼を向けるの
指先一筋
いつまでたっても終わらない

 「あなた待って、ここにいなさい」
 「今だけよ、寂しいだけ」
  雨やんで見上げる天井
  今だけ、が何千回?

「今から死ぬわ」と
「一人にしないで」と
うそぶく君の事
愛せるように生きてる


惹かれているの君に
消えそうな君の何かに
 
その指
その髪
その顔
その口
その眼に張り付く
君の景色は何色?


「今だけ許して」
心を許して
君だけの僕が
僕だけの君に

さいなむ心が
痛みだすように
言えない言葉が
涙のように落ちた


やまない痛みに
切れない手綱が
二人の想い
どこへ行くでしょう

やまない痛みに
切れない手綱が
二人の想い
そこへ行くでしょう

 「あなただけ」が苦しいほど
  今だけが空しいだけ
  あと何秒がやさしいほど
  降り積もってく

「今から死ぬわ」と
「あなたがいれば」と
眼をみる君の事
愛せるように

「今から死ぬわ」と
君が呟くなら
「今からいこう」と
その手をとってしまおう

 沈みゆく泥の中
 溺れゆく愛の中
 手をとって歩いてく
 二人去ったこの世界

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

メマイ

閲覧数:743

投稿日:2010/11/25 02:47:07

文字数:583文字

カテゴリ:歌詞

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