それは酷く微温い雨でした
私の頬を伝う
それは酷く温い雨でした
あなたの指を伝う
重ねてきた
嘘の数に
あたしは今日も蓋をして
目も見れずに
側にいることが
本気で幸せだと思うの?
夜が嫌い怖い痛い嫌い嫌い
あなたのその
口付けに酔いしれていたいのに
朝になればもうあなたはいなくなるんでしょ
外の雨は止まない
これがあなたとの今だって
思い知るたび
酷く惨めな自分が
そこに立っている
嫌われるなら
このままでと
あたしは今日も押し殺した
感情には
触れない方が良い
その方がまだきっとマシなの
夜の声あなたを愛したこの気持ちが
あたしの純情消し去ってく
朝になればねぇあなたがいなくなるのなら
雨よ降り続けていて
あたしの肌に触れた手が
ゆっくりと静かに降りる
寝息を立てたあなたの
背中にキスをした
夜が嫌い怖い痛い嫌い嫌い
あなたのその
言葉全部幻(嘘)なのに
吐息を重ねた夜に期待をしてしまう
夜の声あなたを愛したこの気持ちが
あたしの純情消し去ってく
朝になればねぇあなたがいなくなるのなら
雨よ降り続けていて
雨よどうか
"行かないで"
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