密やかに静まるこの街はいつから
ざわめきや足音を片隅に置いてきたのだろう
道端にとまった蝶の羽ばたきから
この先の未来さえ決まるなら僕は抗うよ

不確かな結末がこのココロ焦がしても
抑えられない衝動が
今身体の中、駆け巡っていく


絶望が未来を塗り潰してもまだ明日は捨てない
掴んだヒカリで昏い闇を切り拓いて
サヨナラは言わない 言わせやしない
たとえ傷ついても
繋いだ絆は誰にも壊させないから


当たり前に過ぎる時間の中にさえ
君の影感じては
またひとつ、ため息をこぼす
「立ち向かえる程に強くなくていい」と
悲しげに揺れた瞳がいつまでも忘れられなくて


痛みさえ糧にして一歩ずつ進んだら
願っていたアオゾラを
二人で見上げることできるかな


悲哀が二人を引き剥がしてもまた君を見つける
流した涙が深い闇へと沈んでも
何度でも叫ぶよ君の名前を
この声枯れるまで
あの時誓った約束を胸に刻んで



運命が二人を引き離してもまた君を探すよ そう何度も…


絶望が未来を塗り潰してもまだ明日は捨てない
掴んだヒカリで昏い闇を切り拓いて
サヨナラは言わない 言わせやしない
たとえ傷ついても
繋いだ絆は途切れることはないから